磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

表より裏の方が

2016年03月10日 22時06分20秒 | ビジネス・シーン

東京タワーの真向いに機械振興会館という建物があります。
ここは、ありとあらゆる種類の機械に関わる業界団体が事務所を
構えていて、全部で100団体くらいが入居しているのでしょうか。

ここにわが社が加盟している 日本印刷産業機械工業会 も入居して
います。

私はこの会の常任理事で、年に数回、理事会があって、それに参加しなきゃ
いけないのですが、名古屋から出掛けるには、なかなか大変なんです。

それにこういう団体の理事会って、形式的な会合になりがちで、以前から
長く参加している理事さんが多く、私なんかは、還暦を過ぎているのに、
ここではむしろ若造の部類です。

うれしいのやら、かなしいのやら・・・


わざわざ名古屋から東京タワーまで出向き、1時間半くらいの形式的な
会合に出ると思うと、どうしても足が向かなくって、ついつい欠席して
きました。

しかし昨年、体制が大きく変わり、変化が出てきました。

会の下部組織の内、わが社が所属する『紙工機械部会』では、開催日、
開催時間帯、話し合う議題など、より活性化するために提言したところ、
私の案を取り入れてくれて、前回の会合は、大きく変わりました。

部会後の懇親会でも、

 「自己紹介しましょうよ」

と提案し、メンバーの知られざるプライベートの一面を知ることができ
たし、今後の部会の企画案を提案したところ、メンバーから、

 「それいいですね」

 「それなら参加したいです」

と賛同を得ました。

事務局も、

 「経産省ルートを活用して、実現します!」

と力強い姿勢を見せてくれました。


そんな変化があったので、今回、総会時以外の理事会としては本当に
数年ぶりに参加してみる気になり、出掛けてみました。


ま、理事会そのものは、正直、大きく変えることはできません。

しかし会長の音頭で、理事会後、懇親会が催されました。
そこには経産省の担当部署の方も参加です。

経産省の方から提供された情報は、これまでの自分の狭い見方を
変えてくれたし、理事のみなさんとの交流もとても楽しかった。

こういうことがあると、メンバーのみなさんの人となりも分かるし、
ビジネスライクな理事会にも一挙に血が通う感じです。

これぞ、裏理事会!
裏理事会って言っても、何かやましいことを話し合ってるってこと
とはまったく違いますよ。誤解しないで下さいよ。

本音と建て前っていうのとも違い、どうしても決議、協議しなきゃ
いけないことは表の理事会で処理するけど、裏の理事会こそこういう
会の価値だと思う。


失礼とは思ったけど、思い切って言ってみるものです。
変えようと思えば、変わるんです。
だってみんなだって、心の中では同じように思っているんだから。

一時は、理事を退任しようと思っていたけど、もうちょっと様子を
見てもいいかな。 考えてみます。



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