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スコラの岡村さんの新しい本 『一品で会社を変える』。
岡村さんから頂き、読ませてもらいました。
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(左上が著者の岡村さん。その手前は一昨日紹介した一橋大学の古川先生です)
岡村さんの趣旨を、ISOWAに当てはめてみると、
ISOWAは、社会への役割を伝える取り組みとして、
『ISOWAは止めません 止まりません』
というメッセージをお客様に向けて発信しているが、
それが自分たちの実践とどれくらい重なっている
だろう。
100%一致しているとはいかないものの、一致させ
ようとしているか否かがISOWAの活力をつくると
言ってよいでしょう。
今の姿を、外に向かって発信している姿に近付けようと
することが、ISOWAを変える ということです。
そのためには、社員が自分の役割を超えて、自発的、
自律的に、お客様を止めない という目指すありたい
姿に 向かっていくことが必要です。
そしてこの根源にあるのがISOWAの理念、風土
です。
と理解しました。
ただ私としては、そういう中でISOWAの『一品』が何かはうまく
定義できませんでした。
こんなことを岡村さんに知らせたら、
> 型がなくとも前進できれば、それがベストです。
という返事をもらいました。
そしてこの本の中で一番参考になったのは、次のくだりでした:
「商品・サービスは、『何を』で差がつくケースは
ほとんどありません。『何のために』という思想を
もとに、『とこまで』磨き込んでいくかで差はつき
ます。誰かが誰かのためを考えてつくるのが、商品、
サービスですから、業態や商品分類は似ていても、
(中略)営む人の意図によって提供する価値に質差が
生まれます。なりたい姿が違うからこそ、唯一無二の
価値をお客様に提供できうる『一品』に、(中略)
磨き込んでいけるのです。」
実は、同じようなことを社内でも言っているんです。
『24時間サービス』を業界に先駆けてもう7年前から実施しています。
でもただ『24時間サービス』っていうだけじゃなく、ISOWAが
実現しているこのサービスは、ISOWAは止めません という価値、
そしてその背後にあるISOWAビトの想い、さらにはこの実現に
至るまでの社内での開発プロセスなどをすべてお客様にお伝えしようと。
岡村さんの言葉を借りれば、そういう想いをもっと強く持つことによって、
この24時間サービス、そして ISOWAは止めません 止まりません は
もっと、もっと磨かれていくんですね。
最後にもう一文紹介します:
「トヨタ自動車では、ただの改善ではなく『徹底的な
改善』と、必ず『徹底的』をつけることや、業界
標準を大きく超える勝てる改善 (中略)、世界一を
目指す改善を優先させるのが当たり前になっています。」
そうなんだ!
とすると:
ISOWAは止めません 止まりません
じゃなくって、
ISOWAは、本気で『止めたくない』と思っている
お客様は『絶対に』止めません
くらいの気持ちで取り組んでこそ、『一品』として磨き込んでいけるんだ!
岡村さん、ありがとうございました。
磯輪さんの存在そのものでもあり、多くの人への関わり方、自分自身との関わりでもあり、誰とでも、いつでも、関係を発展させていこうとする意識の表れだと。
若干、読みにくい文章につきあっていただきありがとうございました。
とても岡村さんの言うようにはできていません。
でもみんな、そういう志だけは高く持って、
その夢のために頑張っています。
また教えてくださいね。
ありがとうございました。
> 完成品でありながら仕掛品が一品
そんな風に言ってもらい、感激です。
仕掛品でも一品になれるなら、完成したら『鬼に金棒』品に
なれますね 笑
やってやろうじゃないの!