磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

2012年の書初めは

2012年01月02日 19時21分57秒 | オフ・タイム

今年で4年目となった私のお正月の書初め。

2009年は『一心』。

        


2010年は『笑顔』。

        


そして去年2011年は『入魂』。

        


今年は何を書こうかずい分悩んで、選んだのが『止揚』。
この『止揚』という言葉、私のような人間にはあまり聞き慣れない言葉
ですが、スコラの柴田さんが時々使うので、知っているんです。

「アウフヘーベン」というドイツ語の日本語訳で、ドイツの哲学者である
ヘーゲルが弁証法の中で提唱した概念です。

詳しいことは私も分かっている訳ではないのですが、分かりやすく解説
したものによると、

 「ふたつの全く異なったものが激しくぶつかり合って、
  その中から今までとは違う、新しい統合体が生まれる」

という意味です。


風土改革の中でどういう意味を持つかといえば、ぜひ柴田さんのブログのここ
見て下さい。
さすが柴田さんです。とても分かりやすく解説してくれています。


ISOWA流に言えば、製造本部の方針の中にある、

 「『お客様のため』でなく『お客様の立場になって』」

ということだと思います。


ぜひ今年は、ISOWA社内で『止揚』、さらに気取って『アウフへーべン』
という言葉の意味を理解した上で、お互いに思考の中に取り入れ、日常の業務で
実践し、流行語にしたいと思います。


言葉の説明はそれくらいにして、書初めそのものに話題を戻します。

今年はこれまでの書初めに加えて、新しいことに挑戦しました。

      

今年のこの作品と過去3年のものを比較して、違いが分かりますか?

実は自分の名前も加えたのです。

今までは書くのを避けていました。だって名前を書くのも難しいし、せっかく
言葉が書けても、いざ名前を書いたら、しくじってしまったら、その作品が
台無しになってしまうから。

つまり手間を省くためでもありました。

今年は「名前にも挑戦してみようと」、『止揚』を書き終えた後、磯輪ツノ坊
・泉庭先生のご指導の下、結構練習しました。

おかげで何とか名前も書き添えることができました。

本人にも伝えましたが、ツノ坊は筆を持つと別人です。
あんなに堂々としたツノ坊の姿は、毎年この書初めの時しか見ることが
できません。

泉庭先生、懇切丁寧なご指導、ありがとうございました。





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4 コメント

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Unknown (村田光生)
2012-01-03 09:41:37
磯輪さん

おはようございます。

昨年も大変にお世話になりました。

磯輪さんのブログを拝見すると社内改革が順調に進んでいることが伝わって来ます(^^)

見本となる会社があるにも係わらず中々真似ができない状態が続いていますが出来るところから一歩一歩歩んでいきたいと思っています。

「止揚」・・・・似たような言葉で「麗澤」というのがあります。

麗澤とは2つの沢が互いに潤しあって大河になるように、師弟が学びあうことによって大きな人物となる。

文章を読んでいて、似たような意味なんだろうなぁと思いましたので・・・・!!

今年も宜しくお願いします。
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Unknown (acb)
2012-01-03 21:20:21
磯輪さん こんにちは
返す返すも羨ましい環境です。
なんたってマイ・コーチがいるんですからね。
今年は娘も書初めをしなくなって・・・私一人自己流で書きました。
中身がどんどんプリミティブなところにいっちゃうみたいですが・・・本質ということで・・・
さて・・・止揚
AかBかで議論してCという結論が導かれる・・・でもいいんでしょうか?
だとしたら、まさに対話のもたらすものですね。
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今年から変えます (磯輪)
2012-01-03 21:42:11
 村田さん

私の方こそ、今年もよろしくお願いします。

今年から、経営スタイルを変えることにしました。

風土改革をさらに進めるために、今までとは反対の
姿勢を取ることにします。

どんな風かは、5日の仕事初めで社員に発表します
ので、その日のブログでも書くつもりです。
お楽しみに。
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お手本の価値 (磯輪)
2012-01-03 21:59:16
 acbさん

お手本が無いと、絶対に書けません。
ツノ坊のお手本と細かい指導のおかげで、何とか
書けます。

でも、acbさんの書初めを見て、

 「まずはお手本無しで、自由に書くのも
  いいかもね。その後で、お手本書くなら
  書くから」

という発言が。

来年は、劇的ビフォー・アフター的な書初めに
なるかも・・・ 笑
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