値付けの妙

たっぷり楽しんだハウステンボス。
しかし予約する時は、随分悩みました。

一番のポイントはどこに泊まるか。

パーク内と近隣に７つのホテルがあり、内４つが公式ホテル。
一般的に公式ホテルが一番高く、それにも序列がある。
しかし各ホテル、階、部屋の向きなどによって、非常に細かく価格が設定されていて、とても悩みました。
車でちょっと走れば他にもホテルはあり、値段はグッと安くなります。

また　公式ホテルを予約すると、初日だけ入園パスポートを購入すれば、あとは滞在日数分の再入場
パスポートが無料でもらえたり、一般入園の１時間前から入園できるし、園の入り口からホテル、ホテル
から出口まで荷物を運んでくれるという特典があります。

また同じ公式ホテルに泊まるにしても、公式サイトからの予約者にはまた追加の特典があるといった
具合です。

私たちは、結局、移動の便と閉園後も自由に散策できることを考えて、園のど真ん中にあるアムステルダム
ホテルを、ネットで探して安かった非公式サイトで予約しました。
大活用したプレミアムチケットも一人1,000円で買えました。
結果的には大正解だったと思います。


同じアムステルダムホテルでも、フロアーやパーク側に面しているか、海側に面しているかで、値段が
大きく違います。　でもこの点は割り切って、このホテルに泊まることに価値があるとして、部屋には
注文を付けませんでした。　でも一番安い1階だと、窓から通りを歩く人が見えてしまうという情報が
あったので、それだけは避けようと、２階を選択。

一応ホテルへのリクエストとして、パーク側を希望しますと出したら、

　「希望としては承りますが、確約はできません。
　　確約希望の場合は、3,000円（たしかこれくらいだったはず）を
　　支払って頂ければ、確約します」

との回答でした。

3,000円は高いので払いませんでしたが、結果としては2階よりさらにひとつ上のの3階のパーク側の部屋で、
アムステルダム広場が見えるなかなかいい部屋でした。

これ以外にも、同じホテルでもどのランクの部屋にするのかとか、入園パスポートにもいろんな種類があり
悩みましたが、結果は初日は午後からの入園で、翌日もお昼までの滞在でしたが、初日に１day パスポートを
買い、翌日分は公式ホテル宿泊者特典の無料再入場パスポートを利用することで、結果オーライでした。


いろいろ不明な点があったんですが、いろんな人がハウステンボスについて詳細なブログを書いているので、
それを参照したり、パークの問い合わせ窓口にメールすると、とても親切にすぐに返信が来るので、
助かりました。


ここで学んだことは、

　　お客様に　YES か　NO かを　迫り、結局簡単に逃げられるのでなく、
　　いろんな要素を組み合わせることによって、YESに近い回答を
　　お客様に自ら選択させる

という手法です。

要素の組み合わせが複雑になればなるほど、単純比較ができなくなるので、その効果が大きくなると
感じました。