アブラ カダブラ 続（賊）編

アブラに乗って、何だかとても怪しげな対岸のオールドスークに上陸しました。



最初は観光気分で、商店街？でウインドショッピングならぬストーリート
ショッピングを楽しんでいましたが、しばらくしてふと目を上げると、



空にモクモクと黒煙が立ち上っています。何事かと思ったら、今しがた我々が
乗船してきたアブラが火事を起こし、炎上しているとのこと。

この辺りから何だか雲行きが怪しくなってきました。



Oくんについて、スークを歩いているうちに、通りが段々狭くなっていき、
とうとう人ひとりがすれ違うのもやっとというほど狭い路地に迷い込んで
しまいました。

歩いている人も、アラブの人ではなく、みんなインド系の人たちです。

すると時代が１００年くらい遡ったかのような場所に行き着きました。



もうすっかり辺りは暗くなっています。建物の中に入ってみると、そこは
異次元の世界です。



地べたに座って先生から教えを乞う子供たちがいたかと思うと、



アヘンでも吸っているのでしょうか、猛烈に怪しいアラブマフィアの様な
男が、ニヤッと笑いかけて来ます。
もう生きた心地はしませんでした。

でもそこは私。同行のOくんと一緒に動揺を見せずに、その場を取り繕って
いたら、すっかり気に入られて、



こんなに立派なインド料理を振舞ってくれました。
あまりの美味しさに、自分たちがおかれている状況もすっかり忘れて、お腹
いっぱいご馳走になりました。


今、こうしてブログが書けているので、その後無事脱出できたことは分かって
もらえるでしょう？

詳しい事の真相は、帰国後、ゆっくりブログにアップしますね。

どうぞご心配無く