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ISOWAの戦略をまず言語化し、それをさらにストーリー化しようという
戦略言語化改めストーリー化ミーティング(略して『SSミーティング』)。
その第4ステージも今回で7回目。
これからお客様に提供するある取り組みをお客様に分かりやすく
説明するために、その内容をA41枚でまとめる
という前回からの宿題について各自発表しました。
いろんな意見が出たけど、
「今ひとつ、キーコンセプト(『X』)の位置付けが
各自微妙に違っていませんか?」
という疑問がスコラさんから提起されました。
そこで、スコラさんが3つのパターンを図式化して、
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「X(黒で塗り潰された部分)はどう位置付けて
いますか?」
と一人ひとりに質問しました。
つまり、
キーコンセプト『X』は、全体か部分か、それとも独立してるのか?
という質問でした。
するとスコラさんの不安が的中。
みんなの意見はバラバラでした。
そこからさらに話し合いを続けていく内に、何だがどれもしっくり来て
いない自分に気付きました。
もともと私は『氷山モデル』で図式化していました。
確かに氷山モデルの階層で表現するには、若干違和感を憶えるように
なってはきましたが、かと言って、部分か全体か? という発想は
どうしてもピンときません。
と、再びスコラさんが、
「うまく言えなくてもいいので、どんな感じか
何でもいいので言って下さい」
と言われて、思っていることを口にしたら、スコラさんが、私の氷山
モデルをいじって、
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こんな図を描いてくれました。
「『全体か部分か?』ではなく『裏と表』、つまり
表裏一体ってことでしょうか?」
この説明を聞くまでもなく、図を見た瞬間に、
「コレだ!」
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ピンときました。
ここで紹介した図は、実はこの時スコラさんが描いたものじゃなく、
去年、一橋大学の古川先生から贈って頂いた『常盤塾のあゆみ』で紹介されて
いたものを引用しました。
そう、『引用』した『陰陽』です 笑
スコラさん曰く、
「表と裏は一体。
表にもなり得るし、裏にもなり得る。
開始当初は表を掲げるけど、本質は裏の部分。
裏を表にできたら、立派なブランドになる。
1年後にはそこを目指しましょう!」
禅問答みたいだけど、実に面白いんだな、これが。
さて4月1日に、どうやって全社朝礼で社員のみんなに発表するか?
まだ時間はあるので、さらに知恵を絞って、分かりやすく伝えましょう!
ここまでの議論で学んだ事が活かせるよう、この先も頑張ります!
説明できたら本物ですね。
何度も考え直し、腹に落としたいと思います。
確かに深い。
だてに 中国3000年の歴史
Kくん
裏と表の概念は深いね。
ある1つのコトに熱中するのて、自分の能力が霧に煙ったように
ネガティブキャンペーンが定番だったのに、歯ブラシ組が多くなって
くるのが、頼もしかったです。
一緒に頑張ろう!