１年生、２年生、そしてゲスト

大武ゼミで知り合った宮崎精鋼の宮崎さんがわが社を見学に来てくれました。

せっかくならと、新入社員向けに行う部署紹介に、一緒に参加してもらい、工場見学
してもらいました。

１年生を迎えるとなれば、当然それは２年生の仕事。すぐ上の先輩としての実力の
みせどころです。

各部署のピッカピカの２年生が大活躍してくれました。

まずは組立のＴくん。組立といっても３月まで電子技術に所属していて、組立には
異動したばかり。それなのにどうでしょう、もう何年も組立にいたかのように立派に
説明してくれました。
これを聞いていたリーダーのＴくん、

　「今までの組立のメンバーがやっていた部署紹介とはまったく違ったスタイルで
　　本当に勉強になりました。Ｔくんの紹介内容をこれからみんな見習いたいと
　　思います」

すごいな～

段ロールグループではＺくん、管理グループはＫくん、技術はＨくん、電子技術はＵさん、
営業はＨくん。みんな１年前は新入社員の１年生だったのに、この１年で、何と大きく
成長したことか！　堂々と、誰一人原稿を見ることなく、可愛い後輩に、自分の言葉で
自分の仕事、自分の目標を語る２年生たち。

本当にすばらしかった。誇らしかった。ここまで成長した２年生たち、本当によくやった。
そしてここまで彼らを成長させてくれた各職場の先輩、上司のみんな、本当にありがとう。

そういうわが社の２年生の活躍を、まるで自分の会社の社員の成長を見るかのように
温かく、愛情たっぷりの質問をしてくれた宮崎さん。すばらしい感性の持ち主です。
事前にわが社のことを十分に研究してくれた形跡が。それに宮崎さんの人柄がプラスされ
なければ、あんな質問は決してできません。

　　　　　　　　

本当に来社ありがとうございました。

早速、宮崎さんからメールを頂きました。

　　「御社の”世界一社風の良い会社作り”を目の当たりにし、
　　　小生のやるべきこと・やっていることの再認識が出来たと思っています。
　　　とくに驚いたのは２年生社員が非常に明るく職場説明をして、
　　　業務内容のみならず会社方針・指針に対し具体的に行動している点です。

　　　やはり、組織全体のレベルアップは会社にとって絶対だと思います。

　　　まだまだ勉強することが山積みですが、
　　　まずは味方作りから進めていこうと思います。

　　　また、”名古屋場所”や”大武ゼミ”等でお会いする際は宜しくお願い
　　　致します。

　　　略儀ながらメールにてお礼申し上げます。　有難うございました」


宮崎さんはナイスな感性を持っているので、必ずすばらしい会社を作るでしょうね。
すてきな出会いに感謝します。


夜は、リクルーターによる新入社員の歓迎会でした。
この席で、入社１週間の感想を各自が語ってくれました。驚いたのは、この１週間で
早くも彼らがいくつも気づきを得ていることです。

　「同期の仲間で、新しい段ボール機械を作り上げたい」

やっぱり世界一の社風を作ろうという旗印に共感して集まった同志だな～と、頼もしさを
感じました。もうすっかりＩＳＯＷＡビトだよ。これから一緒に頑張ろうね。


わが社の超若手たちの成長を感じた一日でした。


おまけの秘話
　今朝、２年生のＵさんに、部署紹介時のアドバイスをひとつしたら、

　　「最初に担当した後、（上司の）Ｍマネージャーから同じ指摘を受け、しばらくは
　　　憶えていましたが、その後忘れていました」

　というので、

　　「もし忘れていたら、ブロックサイン出すからね」

　と約束していました。

　そしてＵさんの紹介が始まると、案の定、すっかりアドバイスを忘れて、悪い癖が
　出ていたので、ブロックサインを出そうとしたけど、私が立っている位置ではＵさんに
　サインが見えない。

　そこで見える位置に動こうとするも、紹介を聞いている１年生たちに囲まれて、
　サインが出せる場所に動けません。

　やむなく、Ｕさんの真横に移動して、その『癖』が出た瞬間、

　　「Ｕさん」

　と声を掛けました。これでＵさん私のアドバイスを思い出したんですが、私の声掛け
　で部署紹介が中断され、逆に肝心の部署紹介の内容そのものを忘れてしまいました。

　やっと思い出して、しゃべり始めると、また例の癖が登場。そこでまた声掛け。
　すると原稿忘れ。こういう循環が２回繰り返されました。

　でも後半はアドバイスをしっかり思いだしてくれ、ばっちりでした。

　Ｕさん、中断して、ごめんね。