もしかして・・・

今日の午後はツノ坊が、光の高校時代の同級生のお母さんたちとの食事会なので、
会場まで送り届けた後、

　「午後はゆっくりスポーツクラブで汗を流すぞ！」

と出掛けました。

車を駐車場に止め、入口に向かう時、自転車を止め、私よりちょっと先にジムに
入っていく人がいました。斜め後ろからの姿を見て、

　「アレッ？」

急ぎ足で近付いて、横顔を見たら、やっぱり！

　「Ｗくん」

　「あ、社長！」

わが社の新入社員のＷくんです。

　「会員になったの？」

　「はい、でも実際にトレーニングするのは
　　今日が初めてなんです」

　「そうか、じゃあ、私が案内してあげるよ」

と一緒にチェックインして、更衣室、そしてトレーニング室へ。


Ｗくんは初めてなので、スタッフにあれこれ案内してもらいます。
テーブルカウンターでスタッフの説明が終わり、いよいよまずはトレッドミルへ
移る時、見てしまったのです。

何を見たかというと、自分の座っていた椅子をテーブルの下にしっかり戻す
だけじゃなく、出しっぱなしになっている他の椅子もすべてきちんと正しい
位置に戻しているんです。

すごくうれしかったし、誇らしかったです。
Ｗくん、とってもナイスでした。


その間、私はいつもの通りのメニューをこなします。

お互いメニューをこなした後、Ｗくんに

　「どうだった？」

と感想を聞くと、

　「一番ウエイトを重くしても、楽々こなせちゃいました」

それもそのはず。Ｗくんは大学４年間、名古屋大学の体育会アメリカン
フットボール部に所属して、フィジカルトレーニングの責任者だったんです。

在籍中は、体重を増やすため、トレーニングしては、プロテインのサプリを
飲んで、無理やりたくさん食べることを続けてきました。
でも就職してからは、トレーニングは止め、プロテインも止め、元々小食な
Ｗくんだから、食事もあまり食べません。

するとどうでしょう、去年の秋の学生時代の最後のシーズンまでは９０ｋｇ
あった体重が６６ｋｇまで激減してしまい、後輩に会う度に、

　「大丈夫ですか？」

と心配されるようになったので、

　「ジムに入って、トレーニング再会を決意しました」


トレーニングの基本的な考え方をいろいろ教えてもらい、とても参考に
なりました。今後、自分のトレーニング方法を改善することにしました。
そのポイントは、

　　トレーニングマシンに頼らず、日常生活に本当に必要な
　　インナーマッスルを鍛える

です。


　「ジムを終えてから、泳ごうと思っています」

とＷくんが言うから、

　「それなら一緒に付き合うよ」

と、今度はプールへ。

　「泳ぎはあまり得意じゃありません」

と言ってたけど、５００ｍ泳ぐ間に２５ｍくらい差を付けられてしまい
ました。

それから一緒にジャグジーでリラックスして、一緒にシャワーを浴びて。
（もちろんシャワー・ブースは別々ですよ　笑）


着替えを済ませたところで、

　「私、まだ昼ごはん食べていないけど、一緒にどう？」

　「いいですか？　ぜひお願いします！」


私の大好きな １日３０食限定の來來亭の冷麺をご馳走しました。
夏の時期だけなので、私も半年振りでしたが、いや～、やっぱり美味しかった。

　「Ｗくん、味はどう？」

と聞いたら、

　「すごくおいしいです。
　　アパートからも近いので、また来ます」

と気に入ってくれました。よかったです。


Ｗくんのおかげで、楽しく、充実したトレーニングでした。
今度、また一緒に行こうね。
ありがとう。