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もう2か月近く前のことです。
NHKで、ミスチルの特集番組がありました。
ただミスチルと言っても、歌番組ではなく、彼らが新しく発売した
アルバムの製作過程を長期間にわたって取材したというドキュメンタリー
です。
何度か予告編が流れるのを目にしていて、
「面白そうだな~」
とは思ってはいたんですが、録画するまでのことはしていませんでした。
で、ある夜、テレビを付けたら、たまたまこのプログラムが始まったところ
で、
「あ、あれだ!」
と言うことで、そのまま何とはなく見ることに。
私は、ミスチルのファンでもないので、これまでの彼らの曲も数曲を知る
程度で、CDと言えば、昔見た映画『幸福な食卓』のエンディングに流れた『くるみ』という
曲がとても印象的だったので、この曲のミニアルバムを買った程度でした。
ただ私の髪をこの数年、毎月切ってもらっているスタイリストのゆうきさんが
ミスチルの大、大ファンで、ミスチルのコンサートの様子などは何度も聞か
されてはいました。
しかし番組で見た、彼らの音楽づくりへの真摯な姿勢、「今までの自分たちの
音楽とは違った姿を見せよう」と苦悩しつつ、徐々に踏み出していく様子に、
「ここまでやるんだ・・・」
ちょっと感動してしまいました。
もうひとつ驚いたことがあります。
それは、桜井を除く他のメンバーが、桜井の才能を素直に認めていて、
「彼の才能をいかに引き立たせるかが我々の役目」
みたいなことを言うんです。
確かに、曲作りの様子を見ると、桜井以外のメンバーは、彼がひらめくのを、
彼が納得するまで、ただ待つだけなんですね。
私だったら、いい加減、いやになっちゃうと思うのに、その考えは徹底的に
共有されているようでした。
そこまで思わせるっていうは、すごいことですね。
番組の中では、ある1曲の創作の様子が克明に描かれていて、こうして出来
上がったのが『Starting Over』という曲でした。
その制作プロセスをずっと見ている内に、その曲に感情移入しちゃっい、
結局、『Reflection』というそのCDをTUTAYAでレンタルしちゃいました。
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一旦聞き始めると、すっかり虜になっちゃって、繰り返し、繰り返し聴いて
います。
中でも一番のお気に入りは、やっぱり『Starting Over』。
先日、髪をカットしてもらう時、ゆうきさんに、
「『Reflection』聴いてるけど、すごくいいね。
一番好きなのは『Starting Over』だよ」
と伝えたら、
「え、そうなんですか?
昔からのミスチルファンであの曲好きな人はあまり
いないんです。
これまでは、長年、彼らのプロデューサがすべての曲を
アレンジしていたけど、彼らのお金を使いこんじゃって、
彼と別れて、新しく自分たちだけで作った曲だから、
従来のファンからするとちょっと異質なんです。
でも私はあの曲が一番好きですよ。
うれしいな~
私なんか、あの番組、もう10回くらい繰り返し見て
ます」
と言いつつ、
「今月末日曜は、名古屋ドームのコンサートに出掛ける
ので、その時は予約入れないで下さいね」
そうか~、ちょうどカットのタイミングなんだけどな~ 笑
そうそう『幻聴』もいいよな~
「月末は休む」っていうのも、幻聴だったかも 笑
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