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アメリカ出張などを利用して、またまた池井戸さんの本を2冊読みました。
実は、今日、『鉄の骨』を紹介した日のブログのコメントで高橋さんが推薦して
くれた『ロスジェネの逆襲』も買いました!
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でも今日のブログは本そのものについてではありません。
読み終えた2冊の本の舞台となっている東京の東急池上線です。
この池上線、五反田と蒲田を結んでいて、駅の数は全部でも15駅で、
所要時間も20分少々というとても短い路線なんです。
ツノ坊は結婚する前、この池上線の雪谷大塚と御岳山という駅の中間に
住んでいました。
32年前、お互いトーメンの新入社員として初めて会った時、
「家はどこ?」
と聞いたら、
「御岳山です」
「御岳山! 長野県の御岳山? 冗談止めてよ」
「冗談じゃありません。ホントです」
「東京でそんな駅聞いたことないよ。何線?」
「池上線です」
「池上線? 聞いたことないな~ どこ走ってるの?」
こんな言葉を交わしたことを、今でもよ~く憶えています。
この日、遠慮する(本人曰く「断ったのに」)ツノ坊を抑えて、初めて
池上線に乗って御岳山まで送っていったのです。
まず驚いたのは、運賃です。東京の私鉄は名古屋と比較してとても安い
ことは分かっていましたが、池上線(というか東急線全体かな)は
その中でもさらに安かった。100円しなかったんじゃないかな?
次いで驚いたのが、車両がたった3両。東京の電車なのに3両ですよ。
どんなですか!
そして電車に乗ってもっとビックリ!
車両の床が木なんです。カッコよく言えば、フローリングですが・・・
木ですよ、木。
「これが本当に東京の電車か!」
衝撃的でした。
その後、平日、仕事帰りにデートした時は、JRの山手線で五反田まで
送り、池上線五反田駅の改札でツノ坊を見送るのが定番になりました。
思い出の池上線です。
そして、その五反田に、今、スコラさんのオフィスがあるっていうのも、
何かの縁なんでしょうね。
でもなぜ池井戸さんの小説は、どの話も、この一帯が舞台なんでしょう?
池井戸さんにとっても思い出の地なんでしょうか?
聞いてみたいものです。
小牧線とも少し似てますよね。
阪急にも、片道15分ほどの
ゆったりした路線がありました。(´`)
池上本門寺がある駅ですね。
私は乗降経験はありませんし、ツノ坊も一度くらいしか
利用したことは無いと言ってます。
名鉄小牧線と比較すると、ツノ坊は怒るかも 笑
阪急線というのは、「阪神電車 片道15分の奇跡」の
舞台になった 阪急と合併なった阪神の今津線の
ことでしょうか?
この映画なら、私も見ました。
最後の宮本信子が最高にカッコよかったですね。
今度、池井戸さんの握手会に行こうと
思っています。
そうなんです。思い出の駅です。
でも池上線は、スコラさんへの改札とは別の方向です
よね。
ホント、忘れた頃だね 笑
そうか、初配属が池上支店だったんだ。
裏話、楽しみにしてる。