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昨日は、東京タワーを目の前に、ツノ坊のバースデーのお祝いでスタートでした。
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富士山も祝ってくれました。東京タワーのやや右に写っているのが見えますか?
そして午後、JR中央線福生駅を降りると、懐かしい顔が待って
くれていました。
なぜ福生駅かというと、11年前に亡くなった我々の恩師、米川
先生が、この近くの西多摩霊園に眠っていて、ゼミの同級生で
先生のお墓をお参りしようという計画を、幹事の古久保君が
立ててくれたのです。
先生のお墓参りは全員初めてで、おまけに18名のゼミテンの内
11人が揃ってというもの。先生のお墓を管理してくれている墓石屋
さんも、
「賑やかでいいですね~ 先生もお喜びでしょう」
とシャッター係を引き受けてくれました。
ちょっとしょぼくれてきたかもしれないけど、それでも昭和53年卒の
ゼミテン11名の元気な姿を見て、先生も喜んでくれたと思います。
一人ひとりお参りをする中、中村敏夫君がガラにもなく、神妙に
お参りしてました。
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夜の宴席でその理由を聞いたら、
「『成績の悪かった私をよくぞ卒業させて下さり、ありがとう
ございました』ってお礼を言ってたんだ」
そんなふうに成績の悪さを自認していた中村君だから、卒業者
発表の日、ハラハラドキドキで大学へ発表を見に行きました。
奇跡的な(笑)卒業を確認した帰路、ばったりすれちがった寺島君に
「寺島、お前も卒業できてたぞ」
と声掛けたそうです。ところがその寺島君が言うには、
「オレは卒業できないなんて心配していなかったのに、
中村にあんなこと言われて、めちゃくちゃ腹が立った!」
その寺島君、
「今だから言うけど、卒業して3年くらい経った時、突然
米川先生から電話をもらって・・・」
と情報公開の流れに則って、重大な隠された歴史の秘話を語っり、
一同、「エ~~~~!!」 あまりの極秘情報につき、ブログ上
での公開ができません。
その寺島君、今、私がシリーズで読んでいる『金融腐食列島』に、
「一歩違っていたら、小説にも登場してたかもしれなかった」
そうで、驚きました!!
来年が米川先生の13回忌で、幹事の古久保君が
「ゼミの同期18人全員で集まって、先生を偲びたい」
みんなで話し合った結果、
「国立の大学のキャンパスに記念植樹したいな」
ということに。これを受けて、幹事の古久保君にまたまたひと肌
脱いでもらうことになりました。どうぞ、よろしくね。
そして来年こそは、ゼミテン同期全員で、こういったすてきな出会いを
とりもってくれた米川先生に感謝しつつ、国立のキャンパスに我々が
ここに学んだ(?)足跡を残そうぜ。
そして今朝、拝島駅でみんなと別れて、さらにローカルな、単線で、
かつ降りたい人は自分でボタンを押さないとドアーが開かないという
五日市線に乗り換えて、終点の武蔵五日市という東京の西の
最果ての地みたいなところへやってきました。
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どれくらい最果てかというと、この路線図の左端の赤い矢印の駅が武蔵五日市です。
東京駅はこの路線図の一番右端です。遠いな~
何しにこんな果てまでやって来たかというと、これまた説明するのも
延々とかかるんですが、私が大学時代下宿していた晴和荘の
おばさんの、当時まだヨチヨチ歩きだった孫の和香のダンナの実家
がここでお蕎麦屋さんを営んでいるんです。その名も『魚鶴』。
和香の旦那もここで働いています。
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武蔵五日市という場所柄、なかなか出掛けるチャンスがなかった
ので、
「これを逃したら、もう二度とチャンスは無いかもしれない」
と意をっ決して向かったのです。
目の前に山が迫り、渓流が流れ、中高年のハイカーや、バーベキュー
の若者で、単線の列車は賑わっていました。
お店は駅から5分くらいで、魚鶴自慢のあらびき十割そばをおいしく
頂きました。
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最後に蕎麦湯をもらいましたが、あんなにどろどろの本物の蕎麦湯は初めてで、
驚きました。
国立のキャンパスよりさらに西の奥多摩地区のミニ・ローカル線の
旅みたいでしたが、ここらあたりからも都心へ通勤している人もいる
訳で、人の多さと、通勤半径の広さに、改めて驚かされました。
帰路は、人ごみを避けるように、武蔵五日市→拝島→八王子
→新横浜、そこから新幹線で名古屋へ帰りました。
古い話ですが、ISOWAへ入社する前に、ここ、福生市にいました。市の半分が米軍の横田基地です。
そして旧友との再会はいいですね。タイムスリップしたような気になりますね。
自分もちょうど、リフレッシュ休暇を土日に加え、旧友5人と中国旅行を楽しんできました。
//石川
気の置けない仲間との旅っていうのは、本当にいいもの
ですね。
お互いリフレッシュして、またがんばりましょう。
ちょっと(笑)遠かったです。
毎日、府中から武蔵五日市まで通勤しているんだから、
名古屋なんてちょろいもの。待ってるよ~