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先週木曜日の午後3時から、ISOWA労働組合の年に一度の大会がありました。
普通の会社だと、組合のこのような全体集会は当然就業時間外扱いになるそう
ですが、ISOWAでは組合活動時間も就業時間で行うことを認めているので、
集会の間も、組合員の給与を会社が負担しています。
『労使協調』と言うけど、私にとっては『労使協調』という言葉さえ時代遅れ、
ISOWAらしくなく響きます。 だって『労使』って『働く側』と『使う側』って
ことでしょ。 それに『協調』するのが当たり前で、わざわざ『協調』と言うこと
自体もおかしいじゃないですか。
ISOWAの経営理念にふさわしい言葉を考えたいな~
いい案あったら、ぜひ教えてください。
さて夕方、大会が終わり、私の席に組合執行部三役がそろって、
「いつも組合大会を就業時間内に開かせてもらい
ありがとうございます」
とお礼にやって来てくれました。
委員長のIくんが大きな手提げ袋を持っているので、
「組合大会無事終了のお礼に何かお土産をもらえるの?!」
と思わず尋ねたら、
「いや、これ違います」
すると副委員長のHさんが、
「お土産ではありませんが・・・」
と、なぜか手に持っていたバナナをひと房差し出すんです。
それもすでに半分くらいバナナがちぎり取られた後の房ですよ。
「バナナ!?」
するとHさん、
「英之さんがいつも
『会社のことを英語で company っていうでしょ。
それは "一緒にパンを食べる仲間" ということ
から転じて 会社 という意味になった』
って言ってますよね。
パンじゃないけど、"一緒にバナナを食べる仲間" と
いうことで、いかがですか?」
思わず、
「そんなバナナ」
とオヤジ・ギャグかましちゃいました。
このHさん、いつも空気をまったく読んでいないようにとぼけた話をするんですが、
その実、しっかり考えてのことなんです。
だから今回のバナナも深~い意味があるんだと思うけど、深すぎて私には理解でき
なかった・・・ 汗
でもたまに『天然』の時もあるからな~・・・
今回のバナナは、もともとこういうストーリーを考えた上で、バナナを持って来た
のか、ただ単に成り行きでこういうことになったのか、どっちだったんでしょう?
それは定かじゃありませんが、
「じゃあこれから夜の会食に出掛けるけど、せっかく
だから、その前に1本頂くね」
ということで、会社を出て移動中の車の中で『バナナな前菜』を頂きましたよ。
以上、報告しておきます。
ごちそうさまでした。
そうか、あれはアドリブだったんだ!
すばらしいね。
バナナご馳走さまでした。
これからも機転の利いた応対、頼んだよ。
気になるバナナの真相ですが、英之さんが委員長Iさんの持っている紙袋に気付いたことががきっかけで、成り行きです(笑)
房をもぎとった途中のバナナをお勧めするのは失礼と承知の上でのことでした…
笑顔で受け入れてくださり、大切な会食の前にも関わらず、バナナを召し上がってくださった英之さんの深い懐に感謝します。