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おお、最近よく見かけるパターン!
テレビなどのインタビューを受ける時に、背景に自分の組織のPR用の
看板を立てるっていう、アレですよ。アレ。
実は、東京工業大学と母校の合同移動講座が名古屋で開催され、参加した
んですが、そこにこんなものがあったので、思わず、写真を撮ってもらった
んです。笑
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移動講座は東工大の集客力がすばらしく、全体で400名くらいの参加者と
なりました。
二人のメインの講師が講演してくれました。
ひとりは、東工大OBで、トヨタのプリウスを開発した常務役員の小木曽
さん。
「環境対応と叫んだところで、普及してこそであり、
売れなければ環境に実際には貢献できない」
と、実際にプリウスを開発した当事者として、有名無実、理想論だけでは
イノベーションは不完全と主張する姿勢にとても共感できました。
もうひとりは、一橋OBで現在一橋イノベーション研究センター教授の
青島先生。
「企業は「真っ当な経営」によって、人材投資、設備投資に
充ててもなお余りある付加価値を確保しなければならない。
この余剰資金を、適切な戦略の下、不確実性の高い「革新的
活動」(革新的活動に確実性の高いものなど存在しない。
ここで経営の決断が求められる)に注ぎ込まれることに
よって、初めて「イノベーション」が生まれる」
当日配布された資料は一切なかったのですが、どうしても詳しく青島先生の
講演を復習したかったので、講演会後の懇親会の場で、青島先生と名刺交換し、
その時、
「先生、ひとつお願いがあります。
先生が今日使われたパワポのスライドを
頂けないでしょうか?」
とお願いしたら、二つ返事でOKして下さり、メールで送って頂きました。
ありがたいですね。
いずれの講演もとても自社の戦略を考える上で、とても参考になりました。
やっぱり母校は私にとっていつまでも学びの場です。
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