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昨日と今日、新しい機械の開発コンセプトをまとめるための一泊二日の
オフサイト合宿がありました。
技術、電子技術はもちろん、営業やサービスのメンバーも加わり、私も
今日の午後から合流しました。
そうなんです、今日の午後だけです。
だって
「社長は、二日目の午後から来て下さい」
って言われていたので、それに従わざるをえません。
合宿会場は、愛知県の犬山のいるか池の畔です。
ここは桜の名所ですが、名古屋市内よりちょっと山に近く、まだほとんど
咲いていませんでした。
みんなの話を聞いていると、
「初日はモヤモヤ感いっぱいで、リーダーのMくんは暗~い顔を
してました」
私が参加した今日の午後も、メンバーと私の意見がガチンコぶつかるような
状態でした。でも、これを言うべきことを言わないで、表面上だけ取り繕う
ようなことでは、決してお客様に驚きを与えるような開発はできません。
また自分、自社視点で考えるのではなく、お客様の立場に立って考えることを
常に思い出して、話し合う。
「議論が膠着しているから、ちょっと休憩しましょう」
となったことが良かったんでしょうね。ここで相反する意見が激しく対立する
中から新しい考えが生まれる、そう『止揚』が起きました。
こうしてみんなの心が本当にひとつにまとまった感じです。
最後に全員がひと言ずつ感想を述べ合いました。
うれしかったのは「楽しかった」「うれしかった」という声が多かった
こと。
私は、
「この機械が完成した時、
『世界一社風のいい会社を目指すISOWAが作った
機械です』
と胸を張って言えるように、開発プロセスも大切にしたい」
という感想を伝えました。
『自分たちでやる』という意気込み、責任感はすばらしい。
でも『自分たちがやる』の方がもっとすばらしい。
そのためにはお互いの信頼関係、協力関係がなければできない訳だから。
今日、私はその手ごたえを感じた。みんなも同じように感じていた。
そして、そのプロセスは、すでに1年半前の2010年の9月の私の講演直後からスタート
しています。
老いも若きも、衆知を集めて、そこから止揚を引き出し、
お客様に驚きを与えられるような新製品を作り上げよう!
今のISOWAならできる。絶対にできる。
そしてありがとうございました。
私自身まだまだ未熟であり、経験も足りませんが、熱い思いだけは負けないつもりです。
この気持ちを忘れず、まわりを巻き込むくらいの姿勢で携わっていけたらと思います。
今後もよろしくおねがいします。
せっかくステキなネーミングだったのに・・・
完成した時、幻となってしまったこのネーミングを
復活させて欲しいと、Fくんから申し出があるほどの
開発にしよう!
時間は掛かっても、後戻りはしない。
これがやらせではなく、対話を軸にした、ISOWA流
です。
衆知を集めた開発を目指しましょう!
楽しく『止揚』を繰り返しましょう!
その度に、一段ずつステップアップした開発になる
はずです。
私自身『開発』という経験はまったくありません。
ですが皆さんの力になれると思っています。
必ず壁にぶつかる事もあると思いますが、ISOWA技術者魂で必ず完成させましょう。
よっしゃー やってやるぜ!!
社長の講演会を聴いてから、もうすでに1年半が過ぎてしまって・・・
今回の合宿オフサイトでやっと『自分達がやる』を実感することができたと思います。
これからも焦らず、諦めずに『改革』『開発』のプロセスをみんなと協力しながら進めていきたいと思います。
これから進んで行く上でそれぞれの思い、意見が
ぶつかることがあると思いますが、その時はまた
トコトン話していいものを生み出して行きましょう!
楽しんで開発します!!
ISOWAらしいプロセスを踏むことが、結果として
最高の開発という結果につながると思う。
プロセスを楽しもう!
『止揚』がパソコンの変換候補に出るようになったとは、
ISOWAビトらしくなったね。笑
次は『実践』。その調子です。
『止揚』を感じられる有意義な場となりました。
合宿地の桜はまだ3部咲き。
私達の開発も「やっと開花」した状態です。
桜は満開までの過程を楽しむのも1つの醍醐味。
みなで満開の立派な桜を咲かせましょう。
互いに妥協しない激しい対立から
良い答えが生み出される。
私の場合、
議論の際に「笑顔で終わる」を気にしていますが、
まだまだ妥協に走ってしまいがちなので、
止揚を実践できるよう努めます。
こうしているうちに、
パソコンの予測変換にも「止揚」が誕生しました。