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名古屋中小企業投資育成の若木会での講演でした。
会場は名古屋銀行協会の大ホール。
いつもより多くの方が聞きに来てくれたということで、170人の参加者
と聞きました。先日の中部アカデミアでは200人の前で話しましたが、
あれはほんの15分のことですし、私一人でもありませんでした。
でも今日は、170人の前で私ひとりで話すということで、この
170人というのは、自己最高記録です。
たしかに後ろの方の人は、演台からはもう見えません。
後方から見ると、
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私は遥か彼方です。
ただ、父のことがあって、今日は心身いずれも完璧からはほど遠く、
話していても、元気がない、迫力に欠けることが、自分でもよく
分かります。
でも、わざわざ聞きにきてくれた方のために、今の自分にできる精一杯
話しました。
特に前半は、調子に乗れず、そのこともあって今までに無いほど簡潔に
話が進み、途中、
「お、こんなにハイペースか。
これだとへたすると、持ち時間より大幅に早く
終わっちゃうな。
後半はもうちょっとじっくり話そう」
と思ったのが間違いでした。
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結局は、時間が足りなくなって、最後は大はしょりで締めくくりました。
与えられた85分に対して91分でした。
それでも最後は壇上から記念撮影させてもらいました。
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なかなか壮観でしょ。みなさん、ご協力ありがとうございました。
質問が1件も無く、自分自身元気が無かったので、
「あまり喜んでもらえなかったな~」
と気にしつつ、懇親会に突入しました。
乾杯が終わって、ふと周りに目をやると、ニッコリ笑って私を見ている
人が! エッ!! 石原先生の勉強会でず~っと一緒だった日本インフォメーションの
社長の深井さんです。驚きました。
深井さんが、
「磯輪さんって、お父さんから仕事を受け継いで、
何の苦労も無く経営してきたものだと思っていた
のに、あんなに苦労してたとは驚いたよ」
これには私が驚きました。そんな風に見えるんだ~
でも、そういえば、9月の如水会名古屋支部・平成卒業生の集いで話した時も、後輩から
「磯輪さんって、何の苦労もしてないぼんぼんだと
思ってたのに・・・」
と同じことを言われました。
ということは、多くの人からそう見られているのでしょうか・・・
ま、「暗い」と思われるよりは、よしとしましょう。
講演の質疑応答では シ~ン でしたが、懇親会になると、今までに無い
くらい大勢の方から声を掛けてもらいました。
「今日、聞きに来て、本当によかったです」
「私も三代目で、自分の置かれている環境とまったく同じで、
とても参考になりました」
「ウチの社長にも聞いてもらいたかったです」
「ゆっくりブログ拝見します」
中には、
「何度も涙ぐむくらい共感できました」
おまけに、わが社から同行したメンバーによれば、
「『おたくの社長さん、本当に元気だね』って言われ
ましたよ。私から見ても、元気でしたよ」
そうか~、そう見えるんだ。
でも、こういうコメントをもらって、ホッとしました。
懇親会には、わが社のメンバーも参加させてもらいました。
そのメンバーにも、いろんな質問があったようです。
あるメンバーがこんな話を聞かせてくれました。
「ある方から、
『社長さんが話していた社員の自主的活動(『社楽』の
ことです
だけど、手当ても無しに、なぜそんな遅くまで
社員さんが働くのか?』
と不思議がっていたので、
『自分たちがやる価値があると自分たちで決めた
ことに向かってやるんだから、できるんじゃ
ないですか』
と答えました。しばらくすると、またその人戻って
きて、
『でも、本当に手当て無しでそんなことするかな~?』
って言ってました」
私、感激しました。ウチの社員の方がよほど経営者だと思いません?
こういう社員の価値観がISOWAの風土改革を支えているんですね。
懇親会後、ISOWAのメンバーで恒例の記念撮影を。
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誰の隣に立つと、やせて見えるかで、場所取りバトルがあったことを
申し添えておきます。
その成果や、いかに?
帰路、みんなにわが家に立ち寄ってもらって、顧問のお参りをして
もらいました。
重ね重ね、ありがとう。
6年も前のブログへのコメントありがとうございました。
武将はいつも命がけですものね。
これからもよろしくお願いします。
これは私の考えです。
会社ごと、経営者ごとに、いろんな考えがあると
思います。
自社の最もフィットするものが、その会社にとっての
正解だと思います。
頑張って下さい。
社長のポリシーと懐の深さを改めて感じる事ができました。
勉強になりました。
話すたびに、得るものはたくさんあるんです。
自分でも驚きです。
このあたりは、今度お話します。
まるで、経営コンサルのごとく。
講演をするには、いそちゃん自身も得るものが多いのだと拝察しますが、それが何だか今度教えて下さい。
最初から業績を目的に風土改革に取り組むと、まず
失敗すると思います。
業績は、本当に風土改革が実現できれば、自然について
くるし、経営者だけでなく社員も結果が欲しくなります。
そこで初めて、経営者と社員が一緒になって目標を
目指せるようになります。
当社で考えれば、リーマンショック後でも同業他社ほど
業績に苦しむことはありませんでしたが、これこそ
風土改革の成果だと思っています。
ご苦労と熱意の変遷がドキュメンタリーに伝わり、大変興味深く聴かせていただきました。
懇親会でもご挨拶させていただきましたが、タングステンのお話で時間を費やしてしまい、ひとつお伺いし忘れた事がございます。
業績は様々な要因に左右されると思います。社風改革が直接的、具体的に業績へ反映された数字としてどう捉えていらっいしますか?
つまり、もし、社風改革に取り組まなかった場合との差異です。
同種の悩みを抱えておりますので、アドバイスいただけたら幸いです。
サハシ特殊鋼㈱ 大石
しゃべる側だけじゃなく、聞く側も、その時の環境、
心境で、入って来る内容が違うんだね。
私も、もっと、動揺せずに話せるよう勉強します。
声、枯れました。
私も顧問にいろいろ誓っています。
あの世で、肩身の狭い思いはさせられませんから。
頑張ろうね。
バタバタしているので、講演会後のオフサイトが
できず、申し訳ない。
落ち着いたら、今回のメンバーで話し合いましょう。
昨日は聴講ありがとうございました。
参考になれば、何よりです。
133年って、すてきですね。
同族中小企業こそ、本気で変われる可能性があると
思います。
お互い頑張りましょう。
まだまだ自分を鍛えないといけないと感じさせられる1日でした。
いい勉強になりました。
ありがとうございました。
声を枯らしての熱弁には驚きましたが、内容としては
社内でのお話と同じことをお話されており、内外での
差(ブレ)はないんだなと実感しました。
その後、顧問のご仏前にて、心の中で
「これからは・・・・・・・・・・見ていて下さい」
とお話しました。(・・・部は内緒ですが)
貴重な体験を有難う御座いました。
会社で起こってきたこと、今起きていること・・・
その中にいると逆に感じにくいことが、客観的(第三者?、いやっ当事者? う~ん・・・)に捉えることが出来たような気がしました。
顧問にお焼香ができてよかったです。
内田鍛工(株)内田といいます。(当社も投育はいってます)
昨日の講演、とても楽しく聞かせていただきました。
大勢の方に囲まれていてご挨拶できなかったのが残念ですが・・・・
当社も同族で私で4代目?(多分)創業133年の同族企業ですから、昨日の講演、大変共感いたしました。
ありがとうございました。