磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

読んでないのに・・・

2006年11月05日 20時04分16秒 | MY FAMILY

昨日、今日と、神奈川の横須賀に住んでいる義兄(つまりツノ坊のお兄さん)が
京都での仕事の帰りに、名古屋へ立ち寄ってくれました。

義兄の経歴はこれを見て下さい。

      

実はこれは、最近義兄が翻訳を依頼された本に書かれた彼の経歴です。

翻訳した本は、何と、レーニンの『帝国主義論』 

光文社が、

 「困難な時代だからこそ、古典が読まれる絶好の機会・・・
  いつの時代にも変わらない『本物』を新訳という形で読者に届けよう」

ということで、古典新訳文庫としてシリーズ化した中の1冊なんです。

      

アマゾンの書評欄を見ると、ベスト500レビュアーの方が、

 「さて、光文社もなかなか良い企画を企ててくれています。まさか『帝国
  主義論』を復刊させるとは。これまで色々な人が訳していますが、今回の
  訳は今までの概念に縛られないように工夫されています。訳文が正確か
  どうかは個人で判断していただくとして、読んでみると非常に読みやすい
  です。訳者はこれまでの「国家と革命」を訳しています。色々と訳本が
  出ることは良いことです。」

と5つ星で高く評価してくれています。

また「帝国主義論」と「角田安正」で検索していて発見した、「カラスのBlog」
には、

 「防衛大学校教授の角田安正訳によるこの本は、その点でまったく素晴らしい。
  もしこれほど分かりやすい飜訳が50年前に出版されていたら、日本のマル
  クス・レーニン主義者はきっと倍ぐらいに増えていたに違いない。」

と、とてもありがたい書評が記されていました。カンゲキです。

本の内容は、 光文社さんのHP を見て下さい。 

こんな風に皆さんに紹介しておきながら、実は私も、ツノ坊も、まだ読んで
いないのです・・・ 

ですから、自分の言葉で紹介できず、他の方のコメントばかりで・・・

黙っているのも心苦しいので、義兄に

 「実は、まだ読んでいないんです」

と懺悔しました。 

光文社さんが、今回の仕事をすごく評価してくれたそうで、今後は毎年のように
翻訳本を出すことになるそうです。すごいですね~

義兄の専門はロシア語ですが、これまでに英語の本も翻訳したことがあるので、

 「そんなに分かりやすく翻訳してくれるなら、ぜひマイケル・ポーターの
  『競争の戦略』を訳して下さい。何度挑戦しても、訳がまずいのか
  さっぱり頭に入らないんです」

とお願いしました。

こんなに優秀な義兄ですが、その人が、

 「中学時代は、妹の方が優秀でした」

と衝撃の告白が・・・ 

 「『妹』って誰?」

そうなんです、ツノ坊なんです。 おお、今日からは崇め奉らねば・・・
これまでの非礼、お許し下され、ツノ坊様。





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄い (KEVIN)
2006-11-07 01:18:56
ツノ坊のお兄さん凄いインテリ、学者さんなんですね。そのお兄さんよりも賢いとは!尊敬。
勿論、こんな難しそうな本読んだこと無いけれど、どうしてお兄さんはロシア語を専攻されたのでしよう?
(単なる戯言ですから、返事は無用)
茶道家のシベリア抑留記読んでから、僕は反ロシア派なんです。
先日も、政府に批判的な女性ジャーナリストが殺されて、プーチンはKGBの人殺し親分だと単純に怒っているのですが・・・。
返信する
実は・・・ (磯輪)
2006-11-09 21:12:13
 KEVINさん

実は義兄も、反ロシア派なんです。
でもロシアの専門家なんです。
不思議です。
返信する

コメントを投稿