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わが社の花壇も満開ですが、わが家も満開です。
こちらはツノ坊が丹精込めて育てたチューリップとパンジーです。
色とりどりで、とてもきれいですね。
実は、このパンジー、11月2日にツノ坊が植えたものです。
夕方、これをツノ坊が植えているところに、いつもより早く、父が
会社から帰宅しました。この日が、父のISOWAへの最後の出社日
だったんです。
「車を車庫に入れ、車から降りてくるまでの時間が
妙に長かったので、おかしいな~と思った」
と、ツノ坊が父が亡くなった後で教えてくれました。
父のキッチンの窓から、この花壇はよく見えるので、花が咲く度、
「きれいだな~」
と、ツノ坊に声を掛けてくれていました。
桜も、チューリップも、パンジーも、何事も無かったかのように
時期が来るときれいに咲き、また散ってゆく。
でも、これから毎年、パンジーを植え、また咲く度に、あの日のことを
思い出すのでしょうね。
父とパンジー。父のイメージにはまったく似合わないけど、千の風に
なって、パンジーになって、我われの周りで、私たちを見守ってくれて
いるのです。
「ありがとう、お父さん」
いろんなことを知ってますね。
感心します。
決して父がパンジーに似てるって訳じゃないですけどね。笑
でも思い出です。
パンジーに父親を感じられるのは感受性の高さを感じます。
愛知県は日本一の花の産地なので、磯輪家のパンジーも
きっと愛知県産でしょう。
私の住む埼玉県は日本で二番目の花の産地で、
鴻巣市の市の花はパンジーです。
当社にも、パンジーが咲いていますよ。