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10月23日にMRIを受診した結果を聞きに、病院へ行ってきました。
結果は、
「特に悪そうなところは見当たりませんね~
その後、どうですか?」
「MRIを受けた頃から、痛むことがずい分少なくなりました」
(「MRIの磁気が効いたのでしょうか?」と言いたかったのですが、
あまりにバカバカしいので、堪えました)
「しばらく様子を見ましょう」
ということでした。
今日は、そのことを言いたかったのではないんです。でも病院でのことです。
先生に見てもらう前、待合室で待っていた時、受付を済ませた人がちゃんと
待合室で待っているかどうかを確認するため、看護婦さんが順番に患者さんの
名前を呼びました。
「安藤さん、井上さん、上田さん、遠藤さん、小川さん・・・」
こんな調子です。もちろん呼ばれた名前を全部覚えていたわけではありませんよ。
適当です。
すると、名前を呼ばれた人は、手を挙げます。でも、みんな無言です。
黙~って、手を挙げるだけです。
我が家では子供に、そして我が社では新入社員に、
「名前を呼ばれたら、『ハイ』と返事をしなさい」
と教えます。普通ですよね。当然のことです。できるかどうかは、別にして。
(特に我が家の子どもたちは・・・)
みんなおそらく、どの家庭でも、どの会社でも、同じだと思うんです。
ところがそう言って、教えている大人や人生の先輩が、自分が名前を呼ばれても
誰一人として返事をしない。これってどういうことでしょう?
もちろん私は、
「磯輪さん」
って呼ばれたので、
「ハイ!」
と返事をしました。でも返事をしたのは、私だけでした。
だって名前を呼ばれて、返事をしないなんて、気持ち悪いじゃないですか。
そう思わない人の気持ちが分かりません。
今ニュースになっている高校での未履修問題にしても、
「学校が悪い。教育委員会が悪い。文部科学省が悪い。政治が悪い」
など言われますが、そう仕向けているのは、大学への進学状況で高校をランク
付けしている親にこそ問題があるんじゃないかな。親がそれを望むから、学校は
親の顔を見て、それに沿った教育をする。
その結果、自分が履修していない科目なのに、通信簿に成績が付いていても、
生徒も口を閉ざしている。
結局親や、大人の姿を、子どもが見ているだけ。
大人、人生の年長者である、我々が、まず実践。
そうなると、病院も活気が出てくるんじゃないかな~
ここまで書いて、
「でも待てよ、私のように大した病気でもない人間はそう言えるけど、
本当に具合が悪くて病院に来ている人だったら、返事なんかする気に
ならなくても、当たり前か~」
と気付きました。
でも、大人が名前呼ばれても返事しないのって、病院以外でもどこでも
そんなじゃないですか?
体が反応しちゃうんですよね。
たとえ「未履修」攻撃を受けようとも、まずは
返事からだから、大丈夫ですよ。
返事はできるのですが、その先ができず、夫から「そうか、国語も未履修だったか」「そうか、家庭科も未履修だったか」と未履修攻撃
返事はぜひ実行しましょう!
社会人になって間もない人と話していると、中に、
「実は私も未履修でした」
という人がいますね。
ある人曰く、
「国会議員でも高校で未履修の人いると思い
ますよ。そうなると中卒資格だけの国会
議員が続出します」
だから議員さんたち、あんなに熱心にこの問題で
議論してるのだろうか?
ごめんなさい、ちゃんとしようと思います。m(_ _)m
未履修問題ですが、ボクも高校で世界史は習ったものの、地理や日本史の授業って受けていないんですよね・・・・。^^;;