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私が毎月発行している非公開のメールニュース【e-SOWA NEWS】の昨年の10月
号にこんな記事を書きました。
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「どういう時に社長の理念が社員に伝わりやすいか?
伝えやすいか?」
という話題が出ました。これに対して、スコラさんから、
①重大な意思決定をした時、その理由を自社の経営理念に
結びつけて伝えた場合
②大きな組織変更、人事異動時
②は自分でも十分意識してやっていますが、①にはハッとさせられ
ました。
経営の意思決定こそ、『言行』の中でも最大の『行』であり、これが
日頃語っている『言』と一致してこそ、はじめて社員は納得する
のであり、そのつながり、接続の具合が、パッと見には分かりにくい
場合も、今回の『行』が日頃の『言』とどうつながっているかを
社員に説明できれば、社員の納得感はグッと高まるだろうし、また
経営理念の最高の教育の場にもなるってもんですね。
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まさにこの①が問われる事態が発生しました。
海外へ出張に出かけているわが社のメンバーが休日に交通事故に遭いました。
詳しい事情は書きませんが、とにかく怪我をして、うち一人が入院しました。
今朝、緊急で集まったミーティングの場で、上記の【e-SOWA NEWS】の記事を
引き合いに出しながら、こう言いました。
「彼のことを最優先で取り組む。
ISOWAの理念、価値観と照らし合わせて、当然そうなるべきです。
みんな、そのことを再認識して欲しい」
交通事故は非常に残念なことでした。しかし起こってしまったことはもうとり
返せない。
今、まさにISOWAの理念が試されようとしている。
ISOWAの理念に恥ずかしくないようにしっかり対応しよう!
彼のために全力で対応する!
地球の裏側の、それも片田舎での事故だったため、
携帯の接続も思うに任せず、おまけに言葉の問題も
あり、情報が質、量ともに不足しており、とても
心配しましたが、今朝、
「急きょ、退院できました」
との連絡が入りました。 万歳!!
帰国するには、もう少し時間を掛けようと思いますが、
本当にみんなの思いが通じたようでとてもうれしかった
です。
ご心配頂き、ありがとうございました。
社員さんの交通事故・・・・仕事上の怪我と並んで 出会いたくないことですね。
それに果敢に取り組む・・・・確かに取り組む担当の方にしても 社長ご本人にしても その位置づけが 自社のビジョンや行動指針と一致していると感じられたら 力強く動けますね。
トヨタにいたとき 何度かあったのですが・・・
いやなことを片付けるという側面しかなかったと反省しちゃいました。
今度起きてしまったら・・・というか幸いにもまだないのですが・・・私もそういう動きをしょうって感じました