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撮った写真を後から見て、
「これ、今の私にピッタリ!
どうみても、仲間が病気療養中の私を見舞いに来て
くれたとしか見えないよな~」
そう思ったのは、私だけでしょうか・・・?
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実際には、先日の全国紙段機連合会総会でホテルに宿泊した翌朝の写真です。
前夜の懇親会終了時、
「明朝は朝食の後、ゆっくりお風呂に入ろうね」
と固く、固く約束したのに、明けて朝食前に集まると、すでにみんなお風呂に
入り、浴衣から着替えているじゃありませんか!
こうして記念撮影に臨んだから、私だけ『療養中』になっちゃいました
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それを除けば、結構いい写真でしょ?
でもこの写真に至るには、読むも笑い、書くも笑いの物語がありました。
仲間がこんな立派なバルコニーの付いた部屋に泊まったのに、私はといえば、
同じ3階だけど、ちょうど反対の山側の部屋だったので、何度も何度も自分の
部屋と行き来しました。
ところがこのステキな3階の部屋、特別な部屋のせいか、他の部屋と孤立した
レイアウトになっていて、わざわざ4階の一番端にある階段を下りないとたどり
付けないんです???
この階段を降りたところにはこの部屋がひとつあるだけ。
つまりこの階段はこの部屋専用の階段なんです。
私の部屋はというと、同じ3階の同じ方向の一番端の山側の部屋なので、
何度か行き来する内に、
「実は、私の部屋とこの部屋、本当はものすごく近い
はずだよな・・・」
と疑問に思うようになって、よ~く観察してみると、
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階段を下りたこの部屋の入口の左側に非常口がありました。
私の部屋の脇にも非常口がありました。
「そうか、非常口を挟んだ反対側同士なんだ!
ということは、この非常口を通れば、簡単に行き来
できるんだ!」
と大喜びしましたが、私の部屋側からは本当に非常時じゃないと非常口を
開けられないようになってます・・・
と、その瞬間、向こう側に仲間の姿が見えました!
向こうから開けてもらおうと、大慌てでドアのガラスをドンドンと叩き
ましたが、誰も気付かず、さっさと部屋の中にみんな消えてしまいました・・・
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やむなく、また私の部屋から延々と廊下を歩き、待っても、待っても
なかなか来ないエレベータを諦め、脇の階段で1階上がって、また来た
方向に廊下を延々と歩き、廊下の一番端にある別の専用階段を3階へと
下り、みんなの部屋にたどり着きました。
「ガラスを叩いたのに!」
と訴えたのに、みんな笑うばっかり!
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で、いよいよ記念撮影。
実は冒頭の写真の前に撮ったのがこの写真。
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みんなの目線が左方向に向いていると思いませんか?
おまけに大笑いしている。
その理由はといえば、カメラに三脚を取り付け、それを一番いいアングルを
探し、バルコニーの手すりにセットして、タイマー撮影しようとしたんです。
10秒タイマーなので、シャッターを押し、まずは手すりを乗り越えなきゃ
いけません。でも乱暴に乗り越えると、その振動でカメラが手すりから落ちる
ので、急ぎつつも、慎重さが求められます。
おまけに浴衣・・・ 動きにくい・・・
で、指定の位置にたどり着くかなり前(フレームにすら入れず)に不運にも
シャッターは切れてしまいました・・・
それが証拠に、私は写ってないでしょ。
そして私のこと、みんな大笑いしてるんです。
何と薄情な仲間たち・・・
で、気を取り直して、再挑戦したのが冒頭の写真でした。
実は、ここからは、天気がいいと富士山がバッチリ見えるんですが、あいにく
雲が掛かって見えません。
やむなく、私だけ朝風呂に向かい、戻ってきたら、冷たい両HaさんとHoさんは
さっさと帰ってしまってたけど、やさしいSさんとIさんは私のことを待ってて
くれました。と言って実はこの二人、私の車で帰ることになっていて、私を待つ
しかないんです。 でも本当は先に帰った3人も、早朝からゴルフに出掛けて
行った2人も、みんな優しいんです。みんなとてもいい仲間です。
でも私のことを待っててくれた二人には特別のご褒美がありました。
部屋に戻って来ると、二人が、
「富士山が磯輪さんを待ってたよ!」
磯いで(笑)、もとい、急いでバルコニーに出てみると、富士山がきれいに
見えていました。
そこで3人で再度記念撮影。
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私と左隣のIさんの間に写ってる富士山分かりますか?
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先日の台風で、山頂の雪がすべて溶けてしまい、この時期にしてはありえない
すべて土色の富士山でした。
それにしても、浴衣からシャツに着替えても、まだ病気療養中みたいだな~
これって、この翌日から胃腸風邪に罹ることを暗示してたんでしょうか・・・?
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