スピードと対話

 

今日、とってもうれしかったことがありました。

 

遅ればせながら、今期の各本部の方針についてディスカッションしています。

先日の経営会議でも３つの本部が発表し、それについて議論しました。　

その結果、今日もいくつかの部署から改訂版が提出されました。

 

前回の会議で議論したのですが、私自身も十分考え切れていませんでした。

改訂版を見て、つくづく反省しました。

というのも、今、みんなで議論しているＩＳＯＷＡの戦略との結び付きがまったく感じられません。

 

そこで各部署に、

 

　「もうちょっと打合せしましょう！」

 

とメールをしました。

 

こんな風に。

 

すると夕刻。　このメールの宛先であるＳくんが私の席にやって来て、

 

　「今からでもいいでしょうか？」

 

普段はとても穏やかなＳくんですが、この時は突撃してきました。　

少なくとも私にはそう見えました。

 

その姿に、Ｓくんの意気込みを感じ、

 

　「いいよ」

 

と応じて、そこから１時間くらい、副本部長のＫくんも一緒に話し合いました。

 

正直、私も明確に言語化できていないので、聞いてるＳくん、Ｋくんも、半ば雲を掴むような

話に聞こえたと思います。　申し訳ない。

 

でも戦略とのつながりという一点でどうしても物足りなさを感じちゃうんです。

むしろあえてその一点で全部署がつながっているというような方針展開、戦略展開にしたいのです。

そうじゃなくっちゃ、ひとつの戦略のコンセプト、ひとつの顧客提供価値に全社員一丸となって

向かって行く態勢にはなれないと思うから。　

 

だからこうして積極的に私にチャレンジしてきてくれた普段とは違ったＳくんの意気込みが本当に

うれしかった。

 

って、これも楠木先生が言うところの、何でもない場面でシビれる自分っていうヤツだね。

 

『そもそもね・・・』論 - 磯輪日記

 

さてこのシビれを一段抽象化すると、

 

　　私は『スピードと対話』が好き

 

ってことですかね　

 

Ｓくん、そしてＫくん、来てくれてありがとう！