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7月11日にスコラさんを訪問した時に柴田さんが、
「磯輪さん、この本読んだ?
この本を読んでスコラに入社したメンバーも多いんだよ」
と言ってプレゼントしてくれたのが、この本です。
「もう51歳になっちゃったけど、いいですか?」
と頂いてきました。
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特に、ふたつのことが心に残りました。
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まずは「味方を作る力」をつけること。
柴田さん曰く、
「『味方』とは、人としてどのような生き方を選択するのか、という
価値観を共有している者同士を意味している」
そして、『味方を作る力」とは、
「ほかの人と心の奥深いどこかで共感、共鳴する力」
と定義しています。そうなんだ、やっぱり『価値観の共有』なんだよな。
「同じ志を持つ者相集い」ってことなんだよね。
もうひとつは、「真に人を動かす力が後半生を左右する」という点。
『立場で人を動かす』ことは「麻薬と同じで、それに慣れてしまうと、
いつの間にかやめられなくなってしまう」。若くしてチヤホヤされる
二代目、三代目は、「よほど気をつけていないと、自分の人生に取り返し
のつかないマイナスをもたらします。つまり、どんな人でも人としては
ほかの人と対等である、という人としての当たり前の、そしてじつの
ところ人間としてはもっとも大切な感覚を失ってしまう可能性がある」
と断じています。
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私は、それ以前に、自分の立場や肩書きがで人を動かしているだけなのに、
それが自分の実力だと勘違いしている人もたくさんいると思うんです。
だからいつも、
「もし私が社長を辞め、会社を辞めた時、一体どれくらいの人が、
『磯輪英之』個人として付き合ってくれるだろうか?」
「もし自分が死んだら、義理でなく、本当に悲しんでくれる社員が
どれくらいいるんだろう?」
なんてことを考えるんです
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「社員からの信頼を社員の自発的行動につなげていくには、共感を行動に
つなげていくような価値観、つまり、ひとりでも多くの社員が自らの
責任で仕事をやり遂げていくという価値観を、社員と共につくっていく
必要があります。」
まったく同感! その通りだ!
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こんな本書けば、そりゃあ柴田さんの下で働きたいと思う人が出て来る
はずだね。
さすが柴田さん
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でも知ってる人が書いてる本って、読んでいてもその人のことが目に浮かんで
活字の向こうから柴田さんが語りかけて来るようで、不思議な気分ですね。
柴田さん、素敵な本をありがとうございました。
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私は柴田さんとは立場で付き合っていませんからね。
これからもよろしくお願いしま~す。
『磯輪日記』を読んで、すぐそこに紹介した本を買い求めてくれるなんて、カンゲキです。ありがとうございます。
柴田さんは、あとがきに、
「『人間が組織の中で生きる』ということをもう 一度ずっしりと受け止めてみて、納得できる
生き方、納得できる人生をもう一度いっしょに
掴み直してみよう、という本なのです。」
と書いています。
ぜひそんなヒントが得られることを祈っています。
また感想聞かせてください。
早速本を開いて読み始めたところです。
読んだ結果、どのように自分が感じたかを、報告します。
アマゾンのサービスはホントすごいですね。
やっぱり波段のパッケージでした?
ぜひ感想聞かせて下さい。
アマゾンから発送されるパッケージはいつも波段なので、いつも「これは・・・」と思います。
明らかに当社の機械で作られたシートと思うとなんだか嬉しくなるのは私だけではないと思います。