磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

『北のカナリアたち』

2012年11月17日 23時30分50秒 | I LOVE シネマ・ドラマ

吉永小百合主演の『北のカナリアたち』を見てきました。

まだ封切り間もないのに、お客さんの入りが少ないのでビックリ。

冒頭から、川井郁子のバイオリン全開。心を揺さぶるような音が館内に
響き渡りました。

舞台となった北海道の利尻・礼文。



利尻富士の凛とした威容が印象的でした。


利尻富士と言えば、35年前の大学4年生の夏休み、自動車部の遠征で
稚内から礼文島へ渡った時のことを思い出しました。

        

夏なのに、稚内に着いたら、寒くて寒くて仕方なくって、スーパーへ
行って、このオーバーオールを買いました。
髪にパーマがかかっていることを除けば、今とあんまり変わっていないな~

船で礼文島へ着くと、バス組と自転車組に分かれました。
私は自転車を選び、仲間と一緒に礼文島の北端にある久種湖を目指しました。
往きはヨイヨイでしたが、帰りは向かい風が強くなり、バス組にはあっさり
抜かれ、それどころか船が出発する時間がドンドン迫ってきて、景色を楽しむ
余裕など一切無くなり、最後は全員モノも言わずに、必死でただただペダルを
こぎ続けて、やっとの思いで港に帰ってきました。


そんなドタバタの私の思い出とはまったく無縁の今日の映画。

終盤で、吉永小百合の昔の教え子の一人が殺人を犯し、故郷の離島に戻って
きたが、結局逮捕され、内地へ送還されることに。
刑事の特別の配慮で、母校に立ち寄ったの犯人を待っていたのは・・・
このワン・シーンのためにこの映画はあるような気がしました。

みんなが『あの日』の出来事について、言いたくても言えなかったことが
一つひとつ明らかになり、子どもの頃に、吉永小百合先生が出した

 「歌を忘れたカナリアはどんな気持ちだろう?」

という宿題への20年後のそれぞれの答は?



最新の画像もっと見る

コメントを投稿