磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

リアルはネットとどう向き合うか

2015年12月07日 20時59分15秒 | マーケティング・センス

一日空きましたが、冷蔵庫ショッピングの続編です。

購入機種を 三菱製 置けるスマート大容量 WXシリーズ MR-WX61Zの
白色に決めたので、次は実際の購入です。

まずは近くのメッツ大曽根内にあるE社へ出掛けると、税込34万円
という見積でした。




一旦引き上げて、後日、ネットで調べてみたら、最安値は25万円台
からありました。おまけに同じE社のネットショップでも27万円台で
出ています。プラス25,000ポイント付きです!

ポイントを無視しても、7万円の差は大きいですよね。20%違うって
ことですから。

そこでもう一度E社へ行って、

 「他社じゃなく、おたくの会社のネットで調べたら、
  ずい分価格が違うけど、一体何が違うの?」

と尋ねると、

 「ちょっと待って下さい。調べてきますから」

しばらくして戻って来て、

 「お店で買ってもらえば10年保証ですが、ネットでは
  メーカー保証の1年だけです。
  ウチでの価格は34万です。
  ネットとは違いますから」

と売る気がまったくありません。

保証の差もあるし、ネットと同じ価格にして欲しいとは思っていなかった
けど、あまりの誠意の無さに店を出ました。


そこで近くにもう1軒、K社のお店があるので、

 「やっぱりネットとは違うのかな~
  でもダメもとでK社へ行ってみよう」

とあきらめているツノ坊を説得して、向かいました。




道中、社内でK社のネットショップで希望のモデルの価格を調べ、E社と
ほぼ同額の27万円台であることを確認して、お店に入っていき、

 「この冷蔵庫が欲しいんですが、いくらになります?」

と尋ねると、

 「31万円にします」

そこで、

 「ネットで見ると、27万円台なんだけど・・・」

 「え、そんなに安いんですか!?
  申し訳ありません、ネットをあまり細かくチェック
  していないので。
  でもその値段、ウチのネットショップですか?」

 「そうですよ。
  私も、他店のネットショップと同じにしてくれとまでは
  思っていませんから」

 「ちょっと待って下さいね」

とその場でスマホで調べ始めました。

実は相手をしてくれたのが若い女性の店員さんだったので、ツノ坊も
私も、

 「若い女性の店員じゃ、ダメだろうな・・・」

と内心あきらめていたんです。そして、

 「あ、ホントですね。27万円台ですね~
  安いな~

  でもウチは、自社のネットショップを見て来たお客様には
  ネットと同じ価格でやることにしてますから。

  えーと、それじゃあ27万ジャストにしますが、
  どうでしょうか?」

 「でも保証はどうなんですか?」

 「10年保証です」


ツノ坊と私、一瞬唖然としました・・・  が、即、

 「じゃあそれでお願いします」

すると、ニッコリ笑って、深々とお礼しつつ、

 「ありがとうございます!」

若い女性店員なのに、とてもテキパキしていて、E社の30代くらいの
男性店員よりよほどしっかりした感じです。


後で分かったんですが、最初のE社、ネット上では、



大手他社と比較して、最低保証を謳っていました。
ネット上で他社まで意識してビジネスをしているのに、自社のリアル
店舗は自社のネットショップですら、まったく意識していない。

他方、K社は、全社での取り組みかどうかは分かりませんが、少なくとも
このお店では、

 「自社のネットショップとであれば、価格は合わせる」

ということが店員一人ひとりまで徹底している。

 「ネットばかりになっちゃうと、我々も困りますからね。
  せっかくお店があるんだから、お店でも買って欲しい
  です。
  また何かあったら、いつでも声掛けて下さい」


リアル店舗で見て、ネットで買う人もいる。
現に我々もそういうこともあります。

でも高額な品になってくると、旧型人間だから、やっぱりお店で
買った方が安心なんです。
つまり、ネットで見て、リアル店舗で買う っていうパターンですね。


リアル店舗はネットとどう付き合うのか?
ますます各社が知恵を絞って競い合っていくんでしょうね。


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