磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

現場の小さな変化たち その2

2006年06月30日 23時50分39秒 | ビジネス・シーン

6月22日のブログに引き続いて、今回は組立グループ編です。
ここもいろんな変化が起こっています。

まずはこれ。

部品が前工程から組立に払い出されると、どの部品がそろって
いて、何がまだそろっていないかを確認できるように、従来は
パート番号ごとの部品リストに払い出された部品は鉛筆で
チェックするという方式を取っていたんです。

でもこのやり方、結構確認するのが面倒なんです。
そこで、現品票抜き取り方式にチャレンジしています。



これは、各パートごとに必要とされる部品の現品票の複写を、
パートごとに区切られた棚に入れ、部品が入ったものから、
その現品票を抜き取ります。これで各パートの棚を見れば、
何が未入荷なのかが一目瞭然です。

おまけにこの棚も段ボール製。ヤッパ我々は段ボールを愛して
いるんですね~

本格的に実施する前に、試行する時期の小道具作りに段ボール
ってホント重宝します。 


次はメンバー全員の本日の行動予定表です。



やはり4月に柿内先生が来社された時に、

 「今誰がどの仕事をやっているかが人目でわからないようでは
  いけない」

と強く指摘されたので、組立もこんなボードを作り、今日は
出社か、出張か、休みか、そして出社ならどこ向けの機械を
組み立てているかが、ひと目で分かります。

この対策として、冒頭の組立中の機械ごとの、日程計画と、
それを組み立てているメンバー一人ひとりの自己紹介カードが
セットになっています。

これを見れば、全体のスケジュールに対して、今日何日進んで
いるのか、遅れているのかも、よく分かります。




この写真を撮ったのが1週間ほど前なので、その前日21日
までの組立実績工数と、目標工数までにあと残っている工数が
誰にでも分かるようになりました。

そしてその計画表の右上をよ~く見ると、

 「目標 30%減」

とした目標工数が出ているでしょ。組立時間を標準時間より
30%削減するってことですよ。これってスゴクないです? 
こういう目標が自発的に出てくるってところがうれしいじゃ
ないですか! 

加工と比較すると組立の見える化はあまりカラフルじゃない
けど、彼らは彼らなりに頑張っているんですよ。

小さな変化、改善が、必ず大きな革新につながるはずです。
組立のみなさん、楽しみながらやりましょうね。 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿