誰か頼んだ？

 

南山大学のＨくんと面談するため出社した昨日のお昼休みのことでした。

 

お昼休みにもお客様から電話が掛かってくるので、サービスのメンバーが毎日交代で

電話当番をします。　ただでさえ在宅勤務が多いので、閑散としたオフィスですが、

さらにお昼休みということでシーンとしているところへ、一本の電話が入りました。

 

これに応えたのが当番だったＮくん（写真中央）。

ひと言、ふた言、言葉を交わしていると、突然、

 

　「ベントぉ～ 」

 

って叫ぶんです。何のことかと尋ねたら、

 

　「ウチに弁当を届けようと向かっているけど、２０分くらい

　　遅れるって言ってます。　誰か弁当を頼んだ人います？」

 

　「弁当～」

 

　「・・・」（シーン）

 

心当たりがある人はいないようです。　そんな時、誰かが、

 

　「ひょっとして小牧工場かな・・・」

 

なるほど。

三密を避けるため、１か月くらい前から小牧工場のオフィスで勤務しているメンバーが

いるけど、小牧工場には食堂は無いから、仕出しを取るってことは十分ありえます。

 

早速、小牧工場へ連絡したけど、該当者はいません。

 

　「おかしいな・・・？？？」

 

すると突然、サービスのＭさんが、

 

　「分かった！　

　　お昼休みだから、東京や大阪の営業所に掛かった電話が

　　本社に転送されてきたのかもしれない」

 

　「それだ」

 

ということになり、早速、大阪営業所へ電話を入れますが、大阪も？？？

 

　「東京もダメだったら、福岡や盛岡の出張所も確認しなきゃ

　　いけないね」

 

と言ってたけど、転送疑惑説を提唱した当のＭさんは、午後からは在宅勤務という

ことで退社していきました。

 

でもまじめなＮくんは、引き続き東京営業所へ電話します。

 

　「そうこうしてる内に、あれからもう２０分くらい経ったから、

　　もう届いてるかもよ」

 

そんなことを話してたら、東京で、

 

　「あ、弁当頼んだ！　　そう？　

　　配達が少し遅れるっていう電話が本社へ転送されてきたの。

　　まだ到着してない？　もうちょっと待ってね」

 

ということで一件落着・・・　

 

でも気になったので、

 

　「東京の誰が弁当頼んでたの？

 

とＮくんに聞いたら、

 

　「Ｍさんです」

 

で、一同大爆笑　

 

何がそんなに可笑しいかと言うと、弁当を頼んでいたＭくんというのは、弁当疑惑説の

提唱者であるＭさんの旦那なんです。

社内結婚してもう長いけど、少し前から旦那のＭくんは東京での単身赴任となりました。

決して夫婦仲が悪い訳じゃありませんよ。(笑)　会社がどうしてもということで無理を

お願いしてのことです。

 

いや～、それにしても実に良くできた話。

あまりに面白いので、あの場にいた１０名くらいだけで留めておくのはもったいなくって

『磯輪日記』で紹介しました。

 

ＩＳＯＷＡビトのみなさん、週が明けたら、Ｍくん夫妻をこのネタでいじりましょう！　(笑)