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愛知教育大学附属中学、小学校、幼稚園の三附属合同講演会で、武田鉄矢
主演の人気テレビドラマだった「3年B組 金八先生」のモデルの一人と
言われ、現在は教育評論家の坂本光男先生のお話を聴きました。
先生のお名前を慕って、720名もの保護者が集まりました。
先生は小、中、高、大学、いずれの年代の子どもも、通算して47年間も教壇
に立ったご経験があり、その間に実際に体験した実話と、そこからご自身が
学ばれたことを基にしたお話は、実に楽しく、分かりやすく、前向きなもので、
内容だけでなく、その話術も素晴らしかった。それにしても、とても77歳
とは思えない若々しさにビックリでした。
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どのお話も甲乙付けがたいすばらしさで、本当は全部みなさんに紹介したい
くらいですが、そうもいかないので、その中でも一番感銘したものをひとつ
だけ紹介します。
「子供から、
『どうしてお父さん、お母さんは結婚したの?』
と聞かれたら、親にとっては最大のチャンスです。このチャンスに
あなたならどう答えますか?」
という質問を先生は我々にするのです。みなさんならどう答えます?
先生の答えはこうでした。
「お父さんなら、
『この人だったら将来生まれてくるお前たちのいいお母さんになって
くれると思ったから』
です。そしてお母さんなら、
『大事なことを相談できる人だったから』
と答えて下さい。こうすることで子供たちに、自分のパートナーの
すばらしさ、そして安心感を与えることができます。
決して、『騙されたから』とか、『成り行きで』などと答えちゃいけ
ませんよ」
こんなことを言い合える夫婦、すばらしいですね。間違いなく子供は安心
しますよね。
講演の後、いろんな人とお話しても、誰も彼も、
「いや~ 本当にいいお話でした」
と異口同音に話していました。すばらしい講演でした。
実は今回の講演で使ったいろいろな垂れ幕や看板の字は、担当の教養委員会
からのリクエストで、すべてツノ坊が書きました。
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これもそのひとつです。そして私が育友会の会長として、開会の挨拶を担当
しました。 その挨拶の中で、ツノ坊の題字のことに触れ、
「だから、私の嫁さんのことを知っている方は、講演の後、
『題字のこと紹介してくれるなんて、本当に優しい旦那さんね』
って嫁さんに伝えて下さい。そうすれば私に感謝して、愛してくれます。
その結果、
『愛されて育った夫は妻を忘れない』
となります。これで
『愛されて育った子は親を忘れない』
という坂本先生のお話につながります」
と話しました。おかげさまで、結構受けました
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講演後、控室で坂本先生や他の来賓の方々とお茶を飲んでいたら、坂本先生
から
「磯輪会長の挨拶はその通りです。よかったですよ」
と直々お褒めいただきました。
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坂本先生の本当にすばらしいお話を聞くことができ、また先生とこんな
交流まででき、何人もの知り合いから、
「楽しい挨拶だった」
と声掛けてもらい、とてもいい時間を過ごせました。
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坂本先生、ありがとうございました。
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そして教養委員のみなさん、お疲れ様でした。
お久し振りです。
本当にいい話でした。我々の仲間は子供が中学生
なので、全員、
「もっと早く聞きたかった」
と言っていましたが、坂本先生曰く、
「子育てに手遅れはない」
先生は、高校生の孫とも、毎日ハイタッチして
いるそうです。
ウチも柴田家同様、子供は中学と高校ですから、
お互い頑張りましょうね。
反省しました。子供に聞かれたとき悪友と話をしているときのようなのりで答えていたように思います。今からでも遅くはないから挽回します。まだ私のところも中学と高校ですから。