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7月4日にこのブログで予告編を書いたスコラの遠藤さんの本、この週末に読み
ました。
主人公のモデルであるM社長と出会った、スコラさんの経営者アカデミーのことも
本の中で紹介されていました。読みながら、
「もうあの時から5年も経ったんだ・・・」
と驚きました。
経営者アカデミーでは『経営の軸』についてみんな考え抜きました。
その視点は、
1 お客様は誰ですか?
2 お客様に提供する価値は何ですか?
3 提供価値を高めるためにやるべきことは何ですか?
の3点です。
これは、「業務のど真ん中で風土改革の成果を出す」を掲げ、自社の『成果定義』を
考えている私が、今、最も深く、深く、考え抜いているテーマでもあります。
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同じく、この週末に読み終えたこの本でも、考えるヒントをいっぱい、いっぱい手に
することができました。
このことを幹部と一緒に考え抜いたMさんはすばらしい。
Mさんが親会社の役員から2004年にこの本の舞台となった去会社の社長に就任した
のですが、社長としての任期は最長でも5年と最初から決まっていた。その中で、これ
だけの成果を挙げるっていうのは、一体どういうことなんだろう?
私の場合、もう社長に就任して丸9年が過ぎ、10年目に突入しています。
そういうタイムスパンで風土改革を進めているのですが、これが5年の期限を事前に
宣告されていたら、どう展開したのだろう? その前に、そもそも着手したでしょうか?
一度、経営者オフサイト名古屋場所のみんなと巡業を計画しようかな。
ただ、こんなにすばらしい経営者でも5年で交代しなければいけないっていうのは、
一体何なんでしょう?
結局、大企業やその子会社では、順繰り人事しかできないのでしょうか?
まったく社会の大損失ですね。
でも、ということは、そういう大企業の宿命をうまく衝くことによって、中小企業は
ものすごいアドバンテージを手にすることができるんです。
この遠藤さんの処女作、柴田さんのなぜ本同様、ストーリー仕立てになっていて、
かつそのストーリーは、Mさんとその仲間が実際に辿った奇跡的な軌跡(笑)そのもの
ですから、読み物としても楽しいです。
なぜ本以上に、解説が多く、解説とストーリーがうまく織り込まれているので、中小
企業の風土改革のテキストとしても重宝です。
わが社も、この本をテキストにして、さらに風土改革の成果を業務のど真ん中で展開し、
自分と自分の家族、つまり社員と社員の家族の幸せのために、「持続可能な利益」を
出し続けられるようにします。
Mさん、健康に留意され、ますますご活躍下さい。
ありがとうございました。
5年であそこまでできるんだから、我々も甘えちゃ
いられないですよね。
頑張りましょう。
そうでしょうね。Hさんを見ていて、Mさんに通じる
ものを感じていましたから。
磯輪さんも5年という限られた期間の中で挑戦した・・・そのモチベーションはなんだろうって考えられたのですね
最低でも、動かない幹部に向かって・・・こんなチャンスはないんだ・・・って言っちゃいそうですよね。
そうでもして進捗に敏感になっちゃう・・・焦りもし、無理だってしちゃうんじゃないかなぁ・・・
おっしゃる様に そもそも手をつけるだろうか?って・・・一番はそこかもしれません。
人のモチベーションの最大のものは何なのか? 考えさせられました。