磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

『花燃ゆ』を思い出しつつ

2015年12月17日 20時20分24秒 | オフ・タイム

先週末、深谷で渋沢栄一翁の足跡を訪ねた時、少し足を伸ばして、世界遺産に登録された
富岡製糸場を見学してきました。

前の晩泊った高崎から電車に乗って1時間弱。
遠いかった・・・ それに何もないところですね。
そんな小さな町でした、富岡。

さすが世界遺産効果ですね。賑わってました。

入場料の他に200円払って、ボランティアさんによるガイドをお願い
しました。30人くらいがひとつのグループになって、次から次へと
スタートしていきます。




正門を入って、すぐ真正面に見えるのが、東置繭所。3階建ての様に
見えるけど、2階建で、2階の部分が繭の倉庫です。
繭を保存するために風通しを良くしようと2階部分には窓が二段にわたって
配置されてます。



この建物が今に至るまで現存しているのは、この風通しが良い設計のおかげが
ひとつ。

そしてもうひとつは、最後のオーナーだった片倉工業さんが、工場操業を停止
してからも20年近く、年間1億円掛けて建物を維持してきたことだそうです。
何とも立派な企業ですね。


      

実際に糸を繰ったのが、ここ繰糸所。
電気がふんだんに使えない時代に、作業をしやすくするために、ガラスを
多用して、太陽の光を取り入れるような設計になっています。

わが社の工場と同じように、屋根のトラス構造がとてもきれいですね。

現存しているのは、ニッサン製(自動車メーカーの日産です)の自動繰糸機
ですが、ごく初期は、



先日最終回を迎えた NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』でも、舞台が前橋に
移ってから、度々登場していたこんな感じだったそうです。


ここ富岡製糸場は、言ってみれば、国立の製糸女工養成学校です。
この辺りのことは、先日最終回を迎えた NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』
でも紹介されていましたよね。

そして富岡製糸場の設立にも、渋沢栄一翁は大いにかかわっていたんです。
やっぱりすごい人ですね~


出掛けるなら、ぜひガイドツアーに参加した方がいいですよ。
自分で見てたら、何てことなく見える建物を眺めるだけで終わっちゃうから。








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2 コメント

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 よ~くわかりました (hiroko-daido-)
2015-12-18 11:33:19
社長様の解説でとってもよく解りました。
やっぱり凄いです。足を延ばしていってみる。行ってみたい。建物もそんな意味があったんですね。
ところで最近の社長様リュック姿良いですよ。とってもお似合いです。
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お粗末様 (磯輪)
2015-12-18 21:09:04
 hiroko-daido-さん

お粗末な解説で失礼しました。
かなり不便な場所ですが、機会があれば出掛けて下さい。
ヨーロッパよりは近いですよ 笑
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