磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

真実はこうだ!

2019年11月14日 20時29分50秒 | ISOWAの風土改革

今日のお昼休み、わが社の食堂で組合の集会がありました。
いつものことなんですが、食事をしていたら、集会が始まってしまい、今日もまた
そのまま集会の様子を見学することになりました。

今日は、冬のボーナスの報告が目的でした。


今日の組合の集会に先立ち、先週、組合と話し合いを持ちました。

そもそもわが社では、もう10年近く前から、ボーナスを決めるのに、組合からの
『要求』はなくなりました。
私も含めたわれわれの全社員の給与やボーナスの原資となる付加価値。その状況は
毎月オープンにしていて、その実績に応じてボーナスの額も決まる法則らしきものが
あるからです。

それにもまして、「組合から要求されたから出す」という考えが嫌いなんです。
だって「頑張ってくれた社員に感謝の気持ちを示す」ものだから。


『要求』がないので、『交渉』もなく、『妥結』、つまり『妥協』などとんでもない。
『合意』あるのみです。


今回を例にどんな感じかというと、

 私   「組合としては、今回はどれくらいを想定している?」

 I委員長「現在の付加価値、期末の予測、昨年の実績などを
      考えて〇〇〇円くらいかなと思っています」
   註)〇が3つですが、決して三桁、最高999円では
     ありませんので (笑)

 私   「そうだよね。私もそんなところだと思ってる。
      ただ今の状況ならそれより多くてもいける。
      いずれにしても最終的には期末で精算するから、
      冬に出せば、期末はその分少なくなるだけのこと
      だけど、みんなはどっちがいい?」

ということで執行委員一人ひとりの意見を聞きました。

最初は一人だけ『期末温存派』だったSくんが、最後に急に『先払い派』に
宗旨替えし、

 Sくん 「冬に加算してもらい、×××円だとうれしいです」

と言い出したので、

 私   「よし、Sくんがそう言うなら、Sくんが決めた
      ということで×××円にしよう!
      責任はすべてSくんが持ってくれるから」(笑)

 Sくん 「え―ッ」


ということでSくんの意見が全面採用となり『合意』しました。




今日の集会では、全員の前でそういう自慢話をするのかと思ったけど、謙虚ですね、
Sくんは。「オレが決めた」みたいな話は一切ありませんでした。(笑)


集会が終わると、何人もの社員から、

 「英之さん、ありがとうございました」

 「いえ、いえ、こちらこそありがとう。
  これからもよろしく」


出せる時は出すけど、出せない時は出せない。
『要求』も『交渉』も『妥結』もなく、良い時も悪い時も、

  どんな時も どんな時も

『笑顔』で『対話』です。

これからも頼んだよ。

 

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2 コメント

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ありがとうございました。 (s)
2019-11-15 13:11:20
今回も「合意」の金額となりまして、うれしい限りです
期末予測はありますが、あくまで予測。
これから期末に向けて、いい意味で予測が外れるように皆で頑張っていきます

因みに、我が家では「合意」とならず「妥結」となりまそうです
返信する
合意 (磯輪)
2019-11-15 20:42:36
 Sくん

Sくんの意見で、見事合意となりました。
ありがとう!

S家のことですが、「妥結」とは言わず、
快く「感謝の気持ち」として全額奥さんに
渡したら (笑)

ISOWA同様、S家でも円満合意となり
ますよう!
奥さんによろしく!
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