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昨夜テレビでこの番組を見ました。
滋賀県の大郷村で、戦場への召集令状である赤紙を配る兵事係を務めた主人公。
この人が、終戦時の国の命令に背いて、戦場に出向いていった村人の足跡を
残すことがせめてもの自分の責務だと、当時の記録を一切秘密に保管し、それを
近年まで誰にも告げていなかった。
その記録を元に作られたドラマとドキュメンタリーの複合番組です。
私が知らないことがたくさんありました。
まず、赤紙というのは、徴兵検査で甲種合格となった人には出されないんです。
赤紙で召集されるのは、丙種合格(実質不合格)となった人か、一度出征して
復員した人にのみ出るものなんですね。
その赤紙を届ける兵事係は、赤紙を配るだけでなく、出征した兵士が戦死した
知らせも家族に伝えるという仕事も受け持っていたんです。どちらの仕事も
本当に苦しい仕事ですね。
自分の恋人宛の赤紙を書いた女性、やっと復員して自分の同僚となって働いて
いた仲間に再び赤紙を届ける主人公、男6人兄弟の5人までも戦争に取られて
しまった母親。
その兵事係だった主人公は、今も100歳を越えて、存命で、フィルムに登場
し、当時のことを語ってくれました。
見ていて、何ともやりきれない気持になる番組でした。
終わった後、重~いものが胸に残りました。
本当にいい番組でした。
NHKのドラマも見たかったです。
本当にいい番組でした。
赤紙をもらった本人、家族だけじゃなく、配る人まで
こんな苦しい思いをしていたなんて。
ありきたりな言葉ですが、
「本当に戦争はよくない」
国でも、企業でも、指導者の責任は重いですね。
おはようございます。
>まず、赤紙というのは、徴兵検査で甲種合格となった人には出されないんです。
初めて知りました・・・赤紙があって徴兵検査じゃぁないですね。
赤紙で召集されるのは、丙種合格(実質不合格)となった人か、一度出征して復員した人にのみ出るものなんですね。
そうなんですか・・・・勉強になります。
この番組の事は知っていましたがテレビは子供達にチャンネル件があるので見たい番組を中々見ることがでいないんです(´・_・`)
静岡での地震はビックリしましたが既に体感する余震もほとんどなく落ち着きを取り戻しています。
ご心配いただきありがとうございます。