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ボストンでは冷たい雨が降り、名古屋ビトの私にとってはすっかり
冬ですが、ISOWAアメリカの Ron と Kevinは、
「涼しくって、気持ちいい」
って言うから、人それぞれですよね。
ボストンではもう一社お客様を訪問しました。
ここは父が25年以上前に開拓したお客様で、以来ずっとお付き合いがあり、
ISOWA製のコルゲータという段ボールシートを作る全長100m
くらいある大型の設備が2ライン快調に稼働しています。
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今回、また新たにシングルフェーサという中核マシンのご注文を頂いたので、
そのお礼を兼ねての訪問でした。
現在のジェネラルマネージャーも、近々交代する新しいGMも、工場立ち上げ時
からのメンバーで、父のことをよく憶えていてくれるし、私も顔なじみの仲です。
工場を案内してもらいましたが、工場の中で会ったメンテナンスの
責任者も、
「25年経っても、故障も少なくって、とてもいいマシンです」
という言葉を掛けてもらいました。
こういう言葉こそ、ISOWAがお客様から聞きたい言葉です。
機械の注文を取ることがゴールではない。
それはスタートであって、目指すゴールはその後20年、30年、
その機械が使われる限り、『ISOWAは止めません 止まりません』
を実現して、お客様に 安全、安心、信頼を提供することです。
そう考えれば、決して今の世代で完結するものではなく、その目的を
世代を越えて責任を持って、継承していかなければならない。
とても重い、しかしだからこそやり甲斐のある仕事です。
目先の利益に右往左往せず、永きにわたって、お客様のパートナー
として認めて頂けるよう、誠実に努力し続ける。
そんなことを改めて感じた訪問でした。
運転し続けており、本来であれば年式が古ければ故障箇所も増え不安も増えるところでしょうが、逆に27年に亘る貫禄と安心感までありました。
今回、お客様から新しいシングルフェーサー更新のご注文をいただく事ができたのも、いままでのISOWAコルゲーターのパフォーマンスが良かった事は言うまでもありません。リピートオーダーは新規受注より難しく、とても嬉しいオーダーです。
あと25年後ぐらいに再度継続してご注文をいただけれる様に引き続き努力しなければと思う訪問でした。
そうですね、またここから25年だね。
やっぱり世代を超えて、頑張っていかなきゃね。
頼んだよ!