磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

喧騒の中の静けさの中の喧騒

2010年07月07日 23時05分56秒 | ビジネス・シーン

5月に再会した如水会の所先輩の新しくなったオフィスを訪問しました。
場所は、東京・南青山。根津美術館のすぐ東隣りという超一等地。

 「遊びに来いよ」

というお誘いに、すぐに乗っての訪問でした。


            

たまたま、一橋の大学院教授の楠木建さんが書いた『ストーリーとしての競争戦略』と
いう分厚い本を読み始めたところだったのですが、そのまえがきに、

 「経営と戦略の実務に携わっている方々との対話や議論は私にとって不可欠の栄養源
  であり、私の思考の血となり肉となりました。具体的には、所源亮さん、・・・」

と真っ先に所先輩の名前が挙がっていたので、ビックリ。

この本がとても面白くて、

 「今日会ったら、ぜひこの本の話も聞いてみよう」

とますます楽しみに出掛けました。


案内された部屋から外を見ると、

       

眼下に根津美術館が広がっています。まさに都会の喧騒の中の静さ。


そこに登場したのが所先輩。

いろんな話を聞かせてもらいました。

まずは前述の楠木さんの本の話。

 「オレも楠木からもらったけど、

   『オレは興味ないから、読まないよ』

  って言ってやった。でもそんなに面白いのか?」


そして話は所先輩の過去、そして現在のビジネスへと。

所先輩のビジネスの話を聞けば、聞くほど、今読んでいる『ストーリーとしての競争
戦略』そのもの。だから、ついつい、

 「で、それでどうしたんですか?」

 「それって、どうしてですか?」

と所先輩を質問攻めに。

だって、所先輩の話は、『ストーリーとしての競争戦略』の帯に書いてある

 「戦略の真髄は 思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある」

そのものですから。

 「社員一人当たりの利益が世界一の会社にする」

所先輩のこの目標がもうすぐそこに来ているっていう感じでした。

オフィスは本当に都会とは思えないような閑静なところですが、その中で話す所先輩の
自由奔放なトークは熱い。

経営者として元気の出る、そして面白いお話をありがとうございました。
これからもいろいろ教えて下さい。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (すーさん)
2010-07-14 10:58:42
磯輪さんも読んでらっしゃるのですね。
ちょうど僕も手にしたので偶然です。
「もしドラ」に通じるものがあるように
思います。

根津美術館も新装オープンだそうですね。
いい環境だといいストーリーもつくれるの
でしょうか。。。
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知ってました (磯輪)
2010-07-14 20:54:09
 すーさん

私も、スーさんのブログを読んで、

 「あ、一緒の本読んでるんだ」

と気付いていました。

もう読み終えました? 私は、まだ半分程度です。
でも面白いですね。また感想話し合いましょう!
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Unknown (楠木建)
2010-07-19 20:54:06
読んでいただきまことにありがとうございました。所さんは話が面白くて仕方ありませんよね!ヤバいです。
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おお! (磯輪)
2010-07-19 21:04:24
 楠木さん

著者本人からコメント頂き、感激です。
楠さんのあとがきの部分にもあるように、本当に楽しい
本でした。
いろいろ考えさせられることが多く、久々に今後の
自分の経営に大きなインパクトのある本でした。
この週末に読み終えましたので、近々感想をブログに
書きます。
ぜひ一度、所先輩も一緒にお話する機会を作って下さい。
美しいストーリーが描けるよう、論理的に考え抜いて
みます。
ありがとうございます。
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