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右側の女性は踊っているのでしょうか? 転びかけているのでしょうか?
今から124年前のパリ万国博覧会でひとコマ。 動く歩道です。
元日の日経新聞に出た、ISOWAフーパーのお客様でもある大日本印刷さんの
全面広告です。 テーマは、
『非常識とも思える挑戦が、未来のあたりまえをつくる。』
何が非常識なのか? それは「歩道が動くなんて!」
「歩道は動かない」という常識を打ち砕いたのです。
考えてみれば、そもそも『動く歩道』というネーミングは、動くはずのない歩道が
動くから『動く歩道』って呼ぶわけで、普通の『歩道』をわざわざ『動かない歩道』と
呼ぶ人はいません。
今となっては、歩道どころか階段だって動く。
ただ、百年以上前に、そこに目を付けることはいかに難しかったことでしょう。
その瞬間、閃きました。
そうか、常識を打ち破る、『逆』を行くには、名刺の前にその名詞には似つかわしくない
形容詞を付けてみればいいんだ!
例えば、『動かないクルマ』。 中古の電気自動車を買って、ナンバーは取らずに、
自宅に置きっぱなしで、蓄電池代わりに使う。そういう人、実際にいるそうですから。
そう考えると、
12月の全体朝礼で話した『逆』『裏』を考えるヒントになるかもしれない。
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