長らくありがとう！

１６年間にわたって（？）ＩＳＯＷＡ労働組合の書記長を務めてくれたＫくんが
組合の役員から退くことになりました。

正確に何年なのかは、本人も組合の委員長も不確かですが、私が社長に就任した
前後から務めてもらったことになります。

ということで、Ｋくんの慰労会を催しました。


仕事を終え、Ｋくんと一緒に会社から会場へ向かいました。
Ｋくんが運転して、私は助手席に。

こうなると思い出すのは、９年前に一緒にイギリスに出張した時のこと。


帰国前の週末に、レンタカーを借りて、Ｋくんと二人でケンブリッジから湖水
地方へドライブしたことがありました。ドライバーがＫくんで、私がナビゲータ。
まるで『ＲＡＣラリー』。

その時二人で、それまでの人生で見たことない天国のような（本物の天国を
まだ見たことはありませんが　笑）景色だったり、小川の脇の小さなレストラン
でランチしたことなど、二人でのいい思い出（決してあやしい仲ではありませんよ）
です。


Ｋくんが書記長を務めた１６年間に、会社も、組合も、そして当然のことながら
労使関係も大きく変化しました。　その間、Ｋくんとはある意味、同志だった。


でも、労働組合の仕事って、報われないよね。
一生懸命やっても、組合員はほとんど評価してくれない。
やって当たり前って感じなのに、

　「じゃあ、お前やれよ」

と言っても、引き受けない。

私も、ＩＳＯＷＡに入る前、トーメンで執行委員やったから、よく分かるんだ。

そういう意味でも同志なんだ。





今回の役員改選で、Ｋくん以外に、もうひとりＩくんも退任し、代わりに若い
ＭくんとＨさんが新たに選任されました。
特にＨさんは、ＩＳＯＷＡ労働組合始まって以来の女性の執行委員となりました。


こういう後に続くメンバーが、Ｋくんがこれまで築き上げてくれたすばらしい
労使関係をさらに発展させてくれることでしょう。
ただ正直『労使』という言葉は好きじゃないんだよ。
『労』と『使』じゃなく、みんな一緒の『ＩＳＯＷＡビト』だから。


ｋくん、ご苦労様でした。ありがとう。