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給食の思い出

2021年05月19日 | B級グルメ
20年ほど前から、懐かしい給食メニューを出す店があるとテレビで紹介されるようになった。

皆様、給食の思い出って何かあります?
おいしかった?不味かった?

嫌いな食べ物の記事にも書いたのだが、まず、わたし、給食苦手でした。まずくて大量の食事を強制されることが。
自分の食べる量くらい自分で選びたいものです。

ということで嫌いな給食、ワースト3!

3位 野菜酢の物
 もやしキャベツ人参を酢で和えただけの料理。野菜自体は嫌いなモノ入ってないのに、酢で和えた途端に食べられなくなるのが不思議。しかも、これが大きいオカズで出るのですよ。あの恐るべきボリュームは悪夢に出そう。一度どうしても食べ切れず、机の中に隠したことがあります。机の中で腐って変な臭いがし始めて、「どうしよう」と焦っていたら、乱暴な上級生が掃除の時に、うまく、机の中からばら撒いてくれました。床に散らばった異臭を放つ物体に、先生まで参加して片付けてくれました。犯人探しもなく助かったのですが、解決見えないまま、カタストロフに向かって進む事態の怖さに、食べられない給食を机の中に隠すことだけは絶対やめようと思いました。

2位 ロールキャベツ
普通、ロールキャベツって挽肉をキャベツで巻いたモノなので不味いはずがない。でも、給食のロールキャベツは実に不味かった。級友に「石鹸の味がするよな」と同意を求めたのですが、誰も賛成してくれませんでした。「なんで石鹸の味知ってんだよ!」って突っ込まれて答えられませんでした。会社に入ってから同僚にロールキャベツのうまい店に誘われ、普通にうまいロールキャベツを食べた後、給食の不味かったロールキャベツへの不満をぶつけたのですが、「特に給食のロールキャベツ覚えていない」との返事。あの不味いロールキャベツを不味いと思って食べたのは私だけでしょうか。

1位 クジラのオーロラ煮
硬い、クジラの肉は臭い、オーロラソース不味いの三重苦。食べるのに時間がかかったのも、このオーロラ煮が主要因だと。
後に捕鯨禁止運動へのカウンターで、日本の伝統食文化でもある鯨肉を食べようみたいな盛り上がりがありましたが、アレは貧しくて牛肉を出せなかった時代の代用食ですよね?

ということで、暗い話を十分にしたので、明るい話をさらりと。大好きな給食ベスト3です。

3位 ミルメーク
牛乳に混ぜると甘いコーヒー牛乳になる優れもの。これがおいしかったので、大人になってからでも乳飲料大好きです。いちごミルクとかバナナ豆乳とか、今でも好きで飲んでいます。

2位 焼肉
中学校になってやっと米飯給食が始まりました。日本が豊かになったことを実感しました。肉も鯨ではなく、初めて牛焼肉が出た時の感動。自宅では普通に牛肉食べていたので、やっと普通のご飯が給食で出るようになったと思いました。

1位 ラーメン
麺は本当の麺ではなくソフト麺ってやつだったと思いますが、温かいスープと美味しい麺が給食で食べられること嬉しかったです。

ランク外にしましたが、揚げパンもカレーも美味しかったです。

終戦の日のニュースで、当時を偲んで、日本料理店ですいとんが出されたというのが放送されていました。その店長が「若い人にふるまったら、『こんな美味しいものだったら、普通に食べられる。』と話されましたが、お客さんに出す都合上、不味い料理は出せませんよ。当時は嵩を増すために野草を混ぜてましたが、それやると食べれなくなるので、きちんととったダシに、混ぜ物なしのすいとんで、美味しく食べられます。」と説明されてました。

冒頭の懐かしい給食を出す店も、きっと本物の給食よりずっとうまい料理が提供されているのでしょう。

どちらかというと嫌な思い出のほうが多いので、私は行きません。
維新政権になって大阪で復活した中学給食。父兄には好評のようですが、まともな料理が供されていること、期待しています。



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