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よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

コミュ障なのか、コミュニケーション拒否なのか

2021年12月14日 | 日々徒然

テレビをボーっと眺めていたら、社員食堂で美味しそうなトンカツ定食を出しているところが映った。
思わず、「トンカツ食べたい」と呟いたら、家内が
「松のやのテイクアウトする?」と乗ってきた。
「気が付いたら、もう二年近く、トンカツ食べてないや。」

いつも「トンカツ食いたい」と前のめりになるのは我が家では私だけだがどういう風の吹き回しか、家内が乗ってきたので驚いた。「『松のや』なら、何度か行ったことあるので喜んで。」と返事すると、「メニューはこれで。」とスマホで見せに来る。
「へー、スマホでテイクアウトできるんや」と感心していると、メニューの片隅にすみっコぐらしのアイコンが。「すみっこシールもキチンと貰って来てね。」
「そっちが目的なんかい!」と心の中でツッコミながらも、いそいそと松のやID取得。
早速テイクアウト頼んでみた。

日曜日の夜の松のやは混んでいて、券売機の前に列ができていた。列に並びながら、スマホに熱中する人々。「そのスマホでネット注文したら、列に並ばなくて済むのに」と思いながら、列をスッと抜かして店内に入り、注文番号を伝える。これまでテイクアウト頼むと、どの店でも袋に入って出てきたのだが、今回はパック詰めされたトンカツや海老フライをオープンなカゴで渡された。
どうしていいか分からず、目をパチクリしていると、「袋詰めはセルフでお願いします」と。
「そうだった!松乃家はお店で食べる時も、注文の品は窓口まで取りに行かないといけないし、水もお箸も、ソースも辛子もセルフサービスだった。それでコスト削減しているのだった。」
「あちらの台でどうぞ。」と促されて、サッカー台の前で作業開始。スーパーの袋詰めで慣れているはずの作業なのに、焦ってしまった。詰め終わってサッカー台を去る時に、自転車の鍵と、ロックチェーンをサッカー台に忘れてしまうほどの焦りっぷり。
自宅に帰り着いて、トンカツと海老フライを取り出した時に、初めて、すみっこシールをどこかに忘れてきたことに気が付いた。

娘とママが覗き込みに来たので、「ほら、海老フライにトンカツ」と見せたら、二人揃って、「シールがない」と悲しまれてしまった。

ごめん!パパはトンカツ、海老フライがメインで、シールのことを帰宅するまで忘れていました。悪気があったわけではない。次回は忘れずに持ち帰ります。

ここで一曲。
研ナオコ「泣かせて」。


その日曜日、奈良のおばあちゃんから、携帯に電話があったのだけど、携帯をリュックに入れて、ウォークインクローゼットの中に転がして置いたら、全く気付かなかった。
月曜日もスマホを自宅に忘れて出勤し、親会社のteams id を取得し、連絡可能になった初日に、いきなり音信不通になる私。

なんつーか、コミュニケーション拒否している訳じゃないんです。ちょっと手元が不如意なだけで。と言い訳しながら生きています。
昔、家内と付き合い出した時も、メールに全く気付かなくて、何度も怒られたなと。妹からも、メールや電話を無視すると、女の人と付き合う時に致命的にアウトだよとアドバイスされたくらい。それでも今でも妹メールの返事に一週間かかることはザラだったりする。
そういうのも現代的コミュ障なのかも。

ただ、そういう家内も決してマメなほうではなくて、年賀状はガン無視だし、保育園のママ友ラインも基本スルーらしい。

コミュニケーションを面倒と感じることの多いコミュ障夫婦である。
一方の愛娘の愛想の良さは逸品で、ホームレスっぽい人や、公園で暇そうに煙草を吸っているおっさんにまで愛想振りまくので、パパとしては変な事件に巻き込まれないか、ちょっと心配している。外出時は目を離さないように。

チャラン・ポ・ランタンの「スーダラ節」


ムジカ・ピッコリーノで「待ちぼうけ」。




私自身は、天皇制自体は是非もなく、小室さんの報道で逆に、こんなに影響力があるのかと驚いた次第。
リベラル人権擁護派としては、基本的人権がほぼ認められていない天皇家に生まれた人は不幸だと思うので、できれば解放してあげたいが、我々が未だにイエに縛られており、墓とか祭祀者を個人レベルでも求めているので、国家の祭祀者としての天皇制は、中の人には耐え難いと思うけど、求められているのだろうなと思っている。
だから、維持すればいいのに、現在後継者を残せそうな人がもう一人しかいないという危機的状況の中で、それでも男系に拘る不思議と思っている。引用の記事がおそらく私の目に入った数少ない男系擁護論。

最近「英雄たちの選択」シリーズで「昭和の選択、何故日本は日米開戦を選んだのか」的番組をやっていて、事実を見ず、希望的シナリオと、日本人の根性が英米人に負ける訳がないという謎の根性論強気主義が世間に流布し、それに押されるように最悪の決断をし続けていく姿が、男系擁護論に重なってしょうがなかった。
元寇以来常に神風に守られ続けていた日本の世間知らずが初めての占領体験を呼ぶのだが、まあ、男系天皇制を守りたい人が主流で、それで天皇制が滅ぶのであれば、まあ、それが日本の天皇制の限界かとも思っている。

墓についてもこんな感じで、


田舎の墓はもう三割以上が草ぼうぼうの放置状態。私の奈良の実家の墓も私の代で何とか墓じまいをしなければならないと思っている。実家の母が畳んでくれるかと思っていたら、急転直下、父さんと同じ墓に入れてくれと言い出したので、母の七回忌が終わったら、私が墓を閉じ、自身と私の家族については集合墓を契約して、後継者に祭祀の義務を課さないつもりでいる。

個々人にしてそうなのだから、国家としての祭祀も終わってもいいのではとあくまで個人的意見ではあるが思っている次第。

戦争をやると戦死者に対し、国家としての祭祀が必要になるが、その主体もなくなるので絶対戦争はしないでください。
まあ、憲法にもそう書いてあるけどな。
何だか変えたい人がいるようで心配はしている。

ああ、すっかり嫌な話になっちまいましたね。

この曲で最後にします。
吉田日出子「上海リル」







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