よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

追加の余計な一言

2021年06月02日 | サッカー
王将の豚肉の小松菜炒めがうまいと、てもみんの人に勧められて、買って帰ったのが、我が家のムーシーロの始まりである。

うちの奥さんにもいたく感動してもらい、
「これがムーシーロなのね!」
と驚かれた。最初から、私は
「え?!サンシーロ?」
と聞き間違え、それ以降、実にしつこく間違え続けた。

サンシーロはもちろん、イタリア、セリエAの名門チーム、ACミランのホームスタジアムである。
大阪は駅前第4ビルの地下にその名を冠したサッカーバー&イタリアンがあった。

私は元々サッカーの音が好きで、テレビで試合を流しながら、仕事したり、ゲームしたりする派でした。うちの奥さんと付き合い始めたのも、味スタがきっかけで、年間チケットを買って二人で通い詰めた。
土日とかに仕事を持ち帰り、自宅で興が乗らない時に、二人で、このサンシーロに行って、ランチを食べ、コーヒーを何杯もお代わりしながら、ずっとノートパソコンを叩いていた。
二人の思い出の店だが、もう閉店してしまった。

家内は自分でムーシーロレシピを見つけ、王将の味を再現してしまった。
そして、私はこの料理が出るたびに、しつこく、思い出の店の名前を連呼するのである。
奥さんに、
「わざとやってるでしょ。」
と頬っぺたをつねられながら。


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