高校野球が始まったので、日朝の子供番組は全国的に中止だと思っていたら、YouTube で、いつものドンブラ解釈動画が上がっていた。
動画ちょっと見て、ハタと気づいて、放送予定を検索したら、案の定、関西の朝日放送(テレビ朝日ではない)だけ、放送予定を変更。高校野球が終わったら、まとめて三回分放送されます。
自動録画予約に任せておいたら撮り逃すやつ。確認してよかった。あと、動画からのネタバレもギリギリ回避。
ということで、今週は、「鎌倉殿の13人」のみ。
いつものように、ストーリーを詳細に書いてもいいんだけど、今回はとても感動したので、私視点で書きます。
今回は阿野全成が誅殺される回。全成役の新納槙也さんは、真田丸で秀吉の弟、秀次役を好演。真田丸でも、圧倒的に優れた兄の誤解と自らの劣等感から、不幸な最期を遂げますが、今回も、野心に溢れた策謀家達の中で、お人好し・いい人オーラを出しまくっており、不幸の香りがプンプンします。
鎌倉幕府の中では唯一の式典儀式担当として、僧形で鎌倉幕府の発展をひたすら祈願しておりますが、時政父ちゃんが奥さんのりくに唆されて、全成に頼家の呪詛を依頼した辺りから、それぞれの勢力の思惑に次々と巻き込まれて行きます。
最後には比企能員に脅されて、頼家の呪詛人形を渡されて、八田知家の用意した蟄居先で、まだ頼家を呪詛していると、比企能員に讒言され、「温情に仇で応えるとは何事ぞ」と、激怒した知家に首を刎ねられます。
知家の家来が全成を刑場に引き出すと、全成の呪文に応えるように、突然の激しい豪雨と、落雷が襲います。恐れる家来が思わず刀を取り落とすと、知家自ら、物凄い形相で刀を奪い、全成の首を落とします。
全成の首が地面に落ちた途端に、空から光が降りて来て全成を優しく包みます。
この壮絶な最期は、義時から、全成の妻、実衣に詳しく語られます。実衣は、夫が最期に意地を見せたことを喜び、あの人はみんなから見かけ倒しと思われていたけど、本当は大した人なのよと喜びます。
この全成のポジション、権勢争いしているメンバーの中で数少ない専門職ということで、自身を投影しやすいポジションでした。特にIT系専門職って、ツボにハマれば誰にもできない大きな成果を出せるのですが、普段は他の人に説明しても理解してもらえない、様々な制約で、期待外れの成果ばかりというところも。
ということで、全成の無念を我が身に感じて、涙した誅殺シーンでした。
この後、義時は黒幕に比企能員がいることを見破りますが証拠がありません。
夜間に比企能員の屋敷を襲い、全成を陥れた策謀を問い詰めます。逃げようと、比企能員が廊下に飛び出すと、そこに善児。
景時から義時が善児を受け継いだ時に、「核のボタン受け取ったぜ。」と呟いたら、うちの奥さんが、
「そうそう、これから義時は、善児を抑止力として使うわ。善児の平和利用よ。」
と言ったのですが、早速、善児の平和利用。
逃げ場を無くした比企能員は、自らの罪を寧ろ誇らしげに語ります。
「しかし、証拠がない。誰が私の罪を裁けますかな。」と開き直る比企能員。
義時は「今の言葉、全て鎌倉殿がお聞きだ」と扉を開け放ちますが、その先には誰もいない。侍っていたお付きの者に
「鎌倉殿は?」
と義時が問い詰めると、「倒れられて御所に戻られました。」
「詰めが甘いのぉ」と高笑いしながら去る比企能員。
ネットでは、「善児、そこで比企を切れ!」との呟きが溢れたそうですが、比企能員役の佐藤二郎さんは、
「この憎まれ口を一身に集めるのが、悪役の醍醐味」と喜んだそうな。
そして、義時はどこまで善児を抑止力に留めるのか、これからの展開が楽しみです。
一曲行きましょう。
Adoさんで「ウタカタララバイ」
さて、金曜日の帰宅時間、大阪は、全成の誅殺時もかくやと思われる激しい驟雨に覆われておりました。西の空は雲間が切れていて、夏の夕方の強い日差しが注いでいるのに、激しく地面を叩く雨に、傘を持たずに右往左往する人が駅前に溢れていて大変でした。
そんな中、金曜日の夕べのお楽しみ、唐揚げナイトのために、町中華に唐揚げを買いに行きました。前回、唐揚げと焼きそばの二品を買って好評だったので、今回も同じ組み合わせで。
焼きそばの代わりに麻婆茄子とか餃子とか青椒肉絲とか考えたのですが、大雨に打たれて、前後に注文待ちの人がいる環境下で、ゆっくり迷っているような厚かましさの持ち合わせはありませんでした。
注文終わった人が次々店内に入るのを何故だろうと見てたわけですが、私も注文後に店内に招き入れてもらいました。大雨の中外で待つのは辛いので助かりました。椅子に座って、スープと麦茶を出してもらって、注文した料理ができるまでの短い憩い。窓の外の大粒の雨を眺めていると、門前仲町でうちの奥さんと雨宿りしたこととかを思い出してほっこりしました。
とここで持ち帰った折詰写真があれば格好いいのですが、例によって、美味しそうな料理に理性が飛んで、写真なんぞかけらもありません。
うちの奥さんがこの日の夕飯は、ヴィーガンカレーを用意してくれたのですが、そのヴィーガンを、鶏の唐揚げと、たっぷりの焼きそばで台無しにしてしまいました。
お詫びに、木曜日に作った夕飯の写真でも。
この日は、娘がチヂミを所望したので、チヂミに合うおかずを検索して、
「イカとニンニクの芽の甘辛炒め」
「モヤシのカレー炒め」。
いつもパパの夕飯は、メインのデカイの一品と常備菜なので、今回はお休みの日ということもあり、頑張って三品作ってみようと。
なんだかレシピページの写真が綺麗過ぎて、今更我が家の薄汚れた台所写真を出す意味がないような気もしますが、せっかく撮ったので。
チヂミ用のニンジン、玉ねぎ、豚肉。
チヂミ用のニラ。
イカはバーベキュー用のやつがそのまま使えます。
ニンニクの芽も普通にスーパーで売ってます。
ニンニクの芽、切りました。
ニンニク、生姜、胡麻油。
胡麻油を引いたフライパンにニンニクと生姜投入。
ニンニクの芽を炒めます。
イカ投入。
火が通ったところで、あらかじめ混ぜておいた調味料投入。
次にピーマンも縦に切ります。
ツナ缶とモヤシ。
ツナを炒め、ピーマンも炒めて、火が通ったら、モヤシを投入。しんなりしたら、塩胡椒とカレー粉で味を整えて、完成。
熱くなった油にツナ缶投入したら、ツナが激しくはぜて、手に当たり、親指の付け根、火傷しました。皆様もご注意下さい。
盛り合わせてみた。真ん中の皿がチヂミ。
チヂミの製作過程は、火傷と疲労で疲れ切ったこと。買い物から帰って来た家内と娘が参戦し、余裕が全くなかったことから、写真を撮れませんでした。
イカとニンニクの芽の甘辛炒め。うまくできた。
チヂミとモヤシ炒め。
家族には大好評。でも大変でした。
次の曲。Perfumeで「TOKYO GIRL」。
色とりどりの皿うどんくらいの夕飯は達成できたかな?
ネットで年収の話はしないことにしていますが、実はつらいです。
優遇措置のちょうど隙間に落ち込むクラスなので。
この二本の記事、会社で読んで、泣きそうになりました。
娘はコロナ疑いのおかげで今年は夏休みゲットしましたが、両親共に働いているので、どこにも連れて行って上げられません。
サラリーマンになった時に、これで自分は夏休みに家族と旅行に行ける身分になったと思ったものですが、何故か、現実はそうなってないですね。
愛娘はもう二回目の接種終わりました。
今の医療混乱とこの記事の最初の図表、さらに後遺症リスクを考えると、我が家は「接種する」以外の選択肢を思い付きませんでした。
今日の三曲目は「星降る街角」敏いとうとハッピーブルーの歌を北口和沙さんがカバーしてくれました。
勝間さんのこの議論、正論そのものだが、そうやって自分の責任を引き受けられる強さがあれば、犯罪なんて起きないですよ。
山上容疑者だって、母親を切り捨てる冷酷さがあって、ゼロから人生をやり直せる強さがあれば、例え宗教2世でもあんな事件にはならなかった。
これぞ自己責任論という議論だなと思いました。
この記事を読んで、歴史修正主義の議論と似ていると思った。
彼らは、事実とか国家の責任とか冷徹な勝利とかじゃなく、強い日本という神話を求めているのかもね。
そんなのエンタメでやりゃいいじゃん。
今日最後の曲は意外な人のカバーで「め組の人」
いかがでしたか。どうぞ皆様の元に楽しい夏休みがありますように。
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