よんたまな日々

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不機嫌の連鎖

2019年06月30日 | 日々徒然
不機嫌の連鎖

夕飯がまもなくできるというタイミングで家内に仕事の電話が入った。
家内は不機嫌そうに、携帯を持って、別の部屋に移動しながら、こ
ちらに「あとよろしく。」とバトンタッチされた。
もうすぐ夕飯が出てくると待っていたパパが、いきなり振られて、不機嫌
になった。
焼き鳥をレンジで温めて、夕飯待ちで子供椅子に座っている娘に出したら、
娘が食べられるつくねが二本しかなく、さっと食べ終わった娘が「もっと
食べたい」と怒り出した。
パパも不機嫌になって、せっかく温めた焼き鳥皿を台所に隠して、
「もう夕飯おしまい。」と怒って言うと、娘が大音声で泣き出した。

むすーっと椅子に座って、泣き続けている娘を眺めていると、
仕事の電話が終わったママが戻ってきて、
「もう、何やってんのよ。」と泣き続ける娘を、食卓から離して、テレビの
前に連れていって、それから、焼き鳥以外の夕飯のおかずを出してきてくれた。

大人だけでも先に夕飯を食べて、その後、娘の面倒を見ようという意図
だと思って、急いで食べ始めた。すると、泣き止んで機嫌を直した娘が
戻ってきて、自分も食べると、子供椅子に座らせろと言う。
子供椅子に座らせて、大人の食べているものを少し分けて上げる
と娘が笑顔になって、「パパ、ママ、おいしいね。」と言う。

その一言でパパもママも機嫌が直って、笑顔で夕飯を食べ終わった。

一人が不機嫌になると、家族が次々不機嫌になり、一人が機嫌を
直すと次々と機嫌が直る。


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