よんたまな日々

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布巾、台拭き、浅型排水溝

2021年04月28日 | 日々徒然
一人暮らしを始めて、まず困ったのは布巾である。洗った食器を一度洗いカゴに干して、乾き切っていない時に使うのであるが、これがすぐ汚れて、洗っても洗っても綺麗にならない。うちの奥さんと付き合い始めた時に相談したら、「こうするのよ。」と濡れたままの食器を食器棚に返した。なるほど、次に使う頃には乾いている。こうして我が家から布巾が姿を消した。代わりに乾いたワイングラスを磨くためのクロスと、それでも水滴が気になる時の為のキッチンペーパーが加わった。
キッチンペーパーは揚げ物を温める時の油取りにも、サラダの水気を取るのにも使えて便利である。

そして台拭きは私は少々汚れていても気にせず使っていたのだけど、娘が産まれた時に、こちらもうちの奥さんが、しっかり殺菌して欲しいと、除菌ティッシュで拭くことにした。台拭きも毎日使っていると使用後綺麗に洗っているつもりでも一月もすれば黒カビが目立ち始めていたのだけど、除菌ティッシュの導入で、長期間綺麗に使えるようになった。ただし、これで台拭きが姿を消すことにはならなかった。お茶、ジュース、味噌汁がこぼれた時に、除菌ティッシュの吸水能力では全く足らないからである。

そして最後に浅型排水溝。マンション暮らしの頃に使っていた深型だと、生ゴミが捨てられる日の週ニのネット交換で十分だったのに、引っ越したら最新のシステムキッチンでは浅型になっていた。浅型の場合、ネットの表面積が小さいので、汚れが目詰まりを起こしやすく、毎日替えないと、流しが「しばらくお待ち下さい」になってしまう。毎日替えると排水溝から臭いがしなくなっていいのであるが、手間とネットの使用量が増えて少々面倒くさい。

先日実家の母がトイレの床を雑巾で拭いていると聞いて、トイレの床拭き用の使い捨てクリーナーを送ったところ、もったいなくて使えないと言われた。それどころか、使い捨てマスクすら、何日もして使い回すと言っていて絶句した。

気がつくと我が家は結構環境負荷の高い生活になっている。ただこの清潔で便利な暮らしは最早手放せない。世間で嫁姑の喧嘩が絶えないのも分かるわぁ。何しろうちの親は布巾も、台拭きも雑巾もひたすら洗い続けているからなあ。何しろ自慢が「うちの雑巾は毎日しっかり洗っているので、とても綺麗!」だから。別居で良かった。

ここ数年、災害で物流が止まるのを見聞きすることが増えてきて、あまりスーパーに頼る生活はしたくないんだけどなー。
そして何も思い付かず「なー。」と言って終わるのである。


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