よんたまな日々

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蔦谷書店梅田店に行ってきました

2015年05月10日 | 読書
昨日オープンする(した)とのニュースは見ていたのですが、梅田には紀伊國屋書店、丸善ジュンク堂もあり、
旭屋書店は閉まったものの、今更梅田に新しい書店いらんやろと思っていました。

でも、ちょっと事情があり、うちの奥さんと訪ねたところ、ぐるっと一周見て回ってしまい、さらに、
いろいろな本について、久しぶりに議論が弾んでとっても楽しい時間を過ごせました。

店内にいるときは熱中していて、気づかなかったのですが、出てきてから、うちの奥さんと
「なぜ?」
という話になり、私のほうの結論だけを書いておくと、

○ 照明が素晴らしく、本棚の背表紙だけがうまく明るく浮かぶので、他の夾雑物に
  目が行かず、本のタイトルだけに集中できる。

  (おかげで、レジがなかなか見つけられないという困った目にもあいました。)

○ 本の並べ方が素晴らしく、エッジな本というのは、従来の文脈と異なる解釈を
  提供する本だとすれば、このエッジな本を浮き立たせるために、まずはきちんと
  従来の基本的な本を並べ、その後にエッジな本が来るように配置してある。

この棚の並べ方は、阪急メンズ館4Fに昔あった、喫茶と雑貨と本を並べた店の
本棚にそっくりだと思いました。

もちろん、本の品揃えも素晴らしく、泡坂妻夫とか、山田風太郎のもう普通の本屋で
見かけないやつとかが、さらっと置いてあるもんな。

かなり、きちんと本を読みこんだ人が並べた本棚って感じで、しかもそれが、
とっても広いすべてのエリアでそうなっているので、一時間一周回って、
まだまだ見足りない感を残して、店を離れました。

すまない。近所のツタヤの本棚の印象があり、まったく期待していなかったの
だけど、やられました。
事前の宣伝もほとんどなかったので、何の前知識もなく行って、とてもいい仕事を
見せてもらったので、久しぶりにブログ更新しました。

たぶん、しばらく、梅田に出たら、本屋はここに行きそうな気がします。
もうちょっと人が少なければ、マイベスト本屋になりそうな気もするんだけど、
このとんがり具合からは、それはちょっと期待薄か。


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