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大阪市内のゴミ捨て事情

2005年09月01日 | 日々徒然
東京で初めての一人暮らしを体験したのですが、それまで、ゴミ出しをやったことがなくて、東京のルールを標準だと思っていました。

ちなみに、東京のゴミの分類は
・燃えるゴミ →焼却炉で焼かれます。
・不燃ゴミ  →30cm角以内のもの。多分埋め立てられます。
・粗大ゴミ  →大型のもの。有償で引き取ってもらいます。
        おそらく粉砕して埋め立てられていると思います。
        一部、部品のリサイクルされているかも。
・資源ゴミ  →ペットボトル、アルミ缶、段ボール、古新聞、雑誌、古着

牛乳パックと食品トレーはスーパーで回収してくれます。
白物家電は、量販店で買い替え時に依頼します。

大阪市内では
・家庭ゴミ  ある程度の大きさのものまでなら、何でもこれで捨てて
       いいみたいです。
       焼却・粉砕後、埋め立てているようです。
・資源ゴミ  ペットボトル、ガラス瓶、アルミ缶、金属製品
・ビニールプラスティックゴミ 液化処理をしているようです。
・粗大ゴミ  申し込めば無償で引き取りに来てくれます。でも、
       よほど大きなものでない限り家庭ゴミでいいみたいです。

以前リサイクルについての本を紹介しましたが、リサイクルのために資源を正確に分類するコストは予想外に高く、その本ではリサイクルして再利用するより焼却してその熱を有効利用すべきだと主張していました。
驚いたことに大阪市では、それが既に実現されていました。しかも利用者にとっては、こっちのほうが楽チン。
ということでいいことづくめのはずなのですが、なんでも家庭ゴミに放り込むというのは、やはり抵抗があります。しかも全部燃やすと、CO2の発生量がすごく増えそうです。
あと、段ボールも古雑誌も古新聞も古着も回収してくれないので、燃えるゴミに出してます。もったいない、再生利用してくれーとついつい思ってしまいます。
(回収業者に頼むと古新聞だけしか受け取ってくれませんでした)

ただ、大阪の街中を歩いていると、ゴミのポイ捨ては東京より多いし、全体的にマナーが悪そうで、しかもユーザクレームとかでも相当無茶を言われそうな感じなので、それに当たる市役所職員のコストを考えると、今の制度が合理的なのかなと、気弱に思ったりしています。

オークションとかリサイクル掲示板とか使えばいいんでしょうけど、見知らぬ誰かと直接取引するのって、やっぱりトラブルが怖いしね。

ちなみにビニール・プラスティック系のゴミと家庭ゴミを分けると、意外と家庭ゴミが減ります。ビニールゴミもソースやドレッシングが入っていたものはどうしても液がついたままになるし、ビニール部分だけを確実に捨てるのは難しいのですが、液化処理設備が多少の不純物にも耐えられるよう、祈りながら(笑)、出しています。

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