産経新聞の記事で自分嫌いな子供たちが増えているという印象を抱かせる記事が出ていた。よく読むと、どこにも増えているとは書いてないのですけどね。
ちなみに、ポジティブシンキングとやらが流行ったり、ネクラバッシングみたいなのがあったりして、自分をネガティブに捉えることについてずっと否定的な流れが続いていて、みんなそういうのを抑圧する傾向にあるのではないかと思う。その上でのこの数字なので、逆に過去はもっとみんな自分に対して否定的であったのではないかと、自分では考えています。
まあ、自分自身に関しても、小学生、もしくはそれ以前から、基本的には自分嫌いであり、うちの親にも褒められるよりは叱られて育ったクチですから。
謙遜とかそういうのでなく、自分はこの世に不要な人間なんだと昔から考えていました。だから、中学生の頃、テレビドラマの「3年B組金八先生」で、金八先生が
「自分を好きになれない男に、誰かを好きになることができるか!」と言った時に、「薄々そうかとは思っていたけど、やっぱりそうなのか。」とあらためてショックを受けました。
そういう子供だったので、随分長い間自分嫌いという特性は抱えていました。結局ある程度年齢をとって、自分のダメさをある程度認められるようになるまでそれは治らず、それがほぼ治ったのが先か、結婚したのが先かという感じでした。
とくにこの問題を解決するのに、うちの奥さんの果たした役割は非常に大きく、そういう意味でも非常に感謝しています。
自分嫌いで悩んでいる人へのアドバイスとしては、「たぶんそういう人は、自分嫌いであることが必要な時期なので、自分嫌いでいるのだと思う。無理に好きになる必要はないので、たっぷり自分嫌いでいればいいと思う。ただ、自分は自分の枠から出ることはできないので、自分に対する自分の評価が、自分への評価の全てだとは思わないように。他人から見て初めてわかる自分の魅力というのもあるので、自殺や自傷の誘惑に囚われそうになったら、将来出会う誰かのために、自分の外枠は残しておきなさい。将来の自分が自分を好きになる可能性は十分にあるのだから。」
というところですね。
僕は昔友人が欲しいとは思わないタイプで、それは多分自分嫌いから来ているのだと思うのですが、友人を作るよう指導しようという先生に対して、そういう自分の内面を見せようとは考えなかったです。自分嫌いは自分で治すもので、誰かが指導してどうにかなるものではないです。
だから、自分嫌いの子が増えていることを心配したり、そういう子の自分嫌いを治そうと考えている人がいれば、そういう余計なことはやめたほうがいいと忠告します。
自分嫌いが高じて、自殺しようとしたり自傷癖のある人については、もちろん何らかの対策は必要なのでしょうけど。
ちなみに、ポジティブシンキングとやらが流行ったり、ネクラバッシングみたいなのがあったりして、自分をネガティブに捉えることについてずっと否定的な流れが続いていて、みんなそういうのを抑圧する傾向にあるのではないかと思う。その上でのこの数字なので、逆に過去はもっとみんな自分に対して否定的であったのではないかと、自分では考えています。
まあ、自分自身に関しても、小学生、もしくはそれ以前から、基本的には自分嫌いであり、うちの親にも褒められるよりは叱られて育ったクチですから。
謙遜とかそういうのでなく、自分はこの世に不要な人間なんだと昔から考えていました。だから、中学生の頃、テレビドラマの「3年B組金八先生」で、金八先生が
「自分を好きになれない男に、誰かを好きになることができるか!」と言った時に、「薄々そうかとは思っていたけど、やっぱりそうなのか。」とあらためてショックを受けました。
そういう子供だったので、随分長い間自分嫌いという特性は抱えていました。結局ある程度年齢をとって、自分のダメさをある程度認められるようになるまでそれは治らず、それがほぼ治ったのが先か、結婚したのが先かという感じでした。
とくにこの問題を解決するのに、うちの奥さんの果たした役割は非常に大きく、そういう意味でも非常に感謝しています。
自分嫌いで悩んでいる人へのアドバイスとしては、「たぶんそういう人は、自分嫌いであることが必要な時期なので、自分嫌いでいるのだと思う。無理に好きになる必要はないので、たっぷり自分嫌いでいればいいと思う。ただ、自分は自分の枠から出ることはできないので、自分に対する自分の評価が、自分への評価の全てだとは思わないように。他人から見て初めてわかる自分の魅力というのもあるので、自殺や自傷の誘惑に囚われそうになったら、将来出会う誰かのために、自分の外枠は残しておきなさい。将来の自分が自分を好きになる可能性は十分にあるのだから。」
というところですね。
僕は昔友人が欲しいとは思わないタイプで、それは多分自分嫌いから来ているのだと思うのですが、友人を作るよう指導しようという先生に対して、そういう自分の内面を見せようとは考えなかったです。自分嫌いは自分で治すもので、誰かが指導してどうにかなるものではないです。
だから、自分嫌いの子が増えていることを心配したり、そういう子の自分嫌いを治そうと考えている人がいれば、そういう余計なことはやめたほうがいいと忠告します。
自分嫌いが高じて、自殺しようとしたり自傷癖のある人については、もちろん何らかの対策は必要なのでしょうけど。
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