私も怖い話を

いつも、「いいね」を残して下さるsakurakoさんのこの記事。

6月20日の夜 - sakurako　diary

私もありますよ。同じような怖い話が‥。

ちょっとだけ、改行。

　

東京は赤坂の事務所で仕事をしていた頃のある日の夜、終電迫る23時過ぎ。

そろそろお仕舞いにしょうぜと残っていた5人ほどで、戸締りをして、ゾロゾロとエレベーターに乗り込みました。

我々の働いているフロアは4階にありました。

みんな疲れていて、誰かが一階のボタンを押しただろうと、エレベーターの中でぐったりしていました。

すると、エレベーターの扉が閉まり、グッと上昇します。

「あれ、誰も一階押さなかったんだね。」

と言いながら待っていると、一つ上の5階フロアで停止し、扉が開きました。

そのフロアは真っ暗で、薄暗いエレベーターホールに小さな立て看板が立っており、その看板に

「弊社は営業終了致しました。御用の方は、下記管理会社に連絡下さい。」

という言葉と、連絡先の電話番号が書いていました。

そしてその向こうのフロア入り口のガラス扉は閉まっており、エレベーターの中にはいる我らの姿か写っておりました。

先輩が

「早く閉じるボタンを押して、一階押して」

と叫びました。

すぐに言われた通りに押して、エレベーターの扉は閉まり、ゆっくり一階に降りて行きます。

私は思わず、先輩に

「上のフロア、会社が開いていないのに、誰がエレベーター呼んだんでしょうか？」

と聞いてしまいました。

「そういう怖い話題は、明日の日中にしましょうね。今夜はみんな安全に真っ直ぐうちに帰りましょう。」

やっぱり、そういう話だったのね。

ちなみに、翌日、その5人は何事もなく出社し、その後も無事に過ごしましたが、あの日のエレベーターの話をすることはありませんでした。

今日はこの曲だけ。

幼女戦記で「Los!Los!Los!」

怖い話、大好きなので、他のネタは、また次の機会にでも。