ダメ親父って漫画が昔ありまして、子供の目から見ると、なんだか「威厳のある親父をこき下ろして楽しむ品のない漫画」だったのですが、大人になってみると、単なる自分の日常だったような。
うちの親は悪く言えば威張りくさっておりました。よく言えば威厳のある親父で、私が子供の頃は、学校の先生も親父も本当に怖かったです。
とにかく鉄拳制裁で、毎日のように殴られておりました。
この話、書くと長くなるし、今日書きたいことはこれじゃない。
また、別の記事で書きましょう。
ここまでのブログ記事でことあるごとに愚痴をこぼして来ましたが、ホンマに公私ともども忙しかった。そして忙しいと、私、ホンマにいっぱい抜けます。
そのダメっぷりをちょっとだけ。
新チームになって、朝礼と夕礼をするようになった。その夕礼をうっかり忘れて参加しないことがよくあった。新上司から、夕礼に出れないことがわかった時点で一言断ってくれって文句言われたけど、そもそも夕礼があることを忘れているのよ。
ああ、恥ずかしい。
そして、コロナ対策で会社からのマスク配布、2ヶ月に一回あるのですが、受け取りを忘れていました。最後の一人になって担当者から、「いらないなら、総務に返却しますよ。」メールが来ました。「要ります、要ります。受け取りを忘れていただけです。」
そして共済会費の徴収。こちらも担当者から、「指定の日に席に徴収に伺います」メールだったので油断していたら、
「期間中何度か席に行ったのですが、毎回不在で期間を過ぎてしまいました」メールが。
自分の席を温める暇もなく社内を駆け回っているのです。つーか、普段なら、「その日であれば、この時間帯は席にいます。」とメールし、在席時間は無理にでも自席でできる仕事をして待つのですが、今回はそもそもメールを読み落としていました。
さらに部の幹部会、資料更新を我がチーム、部長以下全管理職が漏らすと言う失態をやりまして、7月に発足した新チームの面目躍如してしまいました。他の部はもちろん7月更新普通にしていましたとも。
部の幹部会報告を受けて取締役会に付議されるのですが、取締役会報告資料の作成に対する厳しいトレースを部長が受けており、「ああ、お気の毒」でした。
この忙しさは七月新チーム発足の影響もありますが、6月末でIEがサポート停止になり、我が社の推奨ブラウザをchromeにしたのですが、誰もIEの使用をやめないので、システム的に起動できなくするという暴挙に出た次第。
Windows7サポート停止の時も乗り換えに一年かける大プロジェクトを前任者が敢行しましたが、なんつーか、コロコロとメインストリームを変えて、システム更新を計ろうとするMicrosoftの陰謀に踊らされています。
これ陰謀史観じゃないですよ。Appleが、iPhoneの買い替えをさせたくて、旧ハードだと動作が緩慢になるようOSにトラップを仕込んでいたというスキャンダルもありましたからね。
まあそんなこんなで、取締役会の結果を受けて1Qの数字発表会がありましたが、前日の夕礼で、部長が「課長以上は全員1Q報告会に参加するので、朝礼は欠席です」と言ったのを聞いて、思わず「いかん、完璧に忘れていた。」と夕礼のマイクでみんなに聞こえるように呟いてしまい、隣の席の若手に、「よんたまさん、今の呟きは心の中に留めて置いたほうがよかったですよ。」と注意されてしまいました。
きっとこういうところが、私が課長止まりの背景だろうなと赤面した次第。
今日の一曲目行きましょう。
Angelaで「僕じゃない」。
楽しいお酒の話という記事を書きましたが、なんでこの記事を書こうと思ったかというと、この記事。
「酒飲んで仕事するなんて絶対なしや!」と真っ先に思ったのですが、「Why?」に答える必要あるなと思って、件の記事を書きました。読めば「絶対なし!」理解してもらえるでしょう。そして、「絶対なし!」が絶対正義ではないことも件の記事のD社の話から伝わるかと。
ちなみにSEとして客先作業に行ったある日のランチで、調子のいい営業さんに唆され、男ども6人でお洒落なイタリアンに行き、経費で落ちるぞと、ランチビアで乾杯したことがあります。
もちろん、私はそれだけで真っ赤になったのですが、私以外はみんな顔色変わりませんでした。
「その顔で客先戻るのはまずい」と言われ、幸いSE作業は午前中に終わっていたので、一人だけ公園のベンチでごろ寝。
他のメンバーは客先に戻って作業している中、気持ちよく昼寝しておりました。
二時間ほど寝て、やっと酔いも覚めて、顔を洗って客先に戻ったら、顧客の担当者には「ランチ中に体調崩して休んでいる」と説明したらしく、むっちゃ労りの言葉をいただきまして、恐縮しました。私が戻る頃には、工事も全て完了しており、めでたしめでたしで作業完了。
ただ、SEとして無責任な所業だったと痛く反省しました。
全員飲んでも、私は断るべきだった。
そして、コンプライアンス厳しい今では考えられない悪事ですが、当時は幸いなごとに笑い話で済みました。
まあそんな感じで、世間ではまだ酒飲んで仕事していい会社もあるんやなと感心した次第でした。
次の曲。
Luciaさんで「藍悼歌」。
一方、お悔やみ:山本コータローさん、花火、ヘッドホン、死役所の記事で、児童虐待について触れましたが、これで気になったのがこの記事。
この記事を読んでようやく、リベラルの罪と言われるものの中身が理解できました。
子育て世代の両親に最大の自由を与えることで、結果として、困った時に、社会的な救済策にアクセスできない人が切り捨てられる。「困っているなら、自分の責任で助けを呼べ」というスタンスだと、助けを呼べず自滅してしまう人が一定数出てしまうということですね。
西九条駅の近くに共産党の事務所があり、貼り紙などを見ていると、市営住宅の斡旋や、生活保護申請の付き添いなど、非常に熱心にされている。何となく、リベラル派として、その活動、ちょっとお節介と感じていたのですが、この記事を読んで必要性実感しました。
じゃあリベラル捨てんのかと訊かれると、絶対に捨てない。自由を保証しながら、共助する仕組みは絶対ある筈で、今、ちょっとリベラル関連の本を読んで勉強中でございます。
さて、リベラルの最大の敵、安倍元首相でございますが、同じ記事で、私、国葬に賛成致しました。
上のリンク記事で安倍を国葬にすることで、神格化され、結果、統一教会は、安倍の権威を最大限に利用できるというのが、記者さんの主張と見受けました。
ところが、国葬にしなくとも統一教会は既に安倍の権威を大いに利用しており、その問題点を明確にし、対策を打たねば、この問題は解決しません。
自民党に解決する気があるかどうかは別の問題ですが。
安倍の功は功、罪は罪として評価し、それを引き継ぐ自民党政権が、安倍政権の遺産をどう使うつもりなのかを、はっきりさせた上でそのスタンスについて国民が選挙で意思を示すのがあるべき姿。
ただ、最大の功である国際貢献と日本に対する高評価を活かすために、国葬にし、外交面では、安倍路線を継承することを海外に示すことが、日本の国益の最大化に繋がると思うので、大いにやればいいと思います。
一方、内政で見せたルール軽視、法律の恣意的運用については厳しく批判されるべき。それは統一教会との関係を含む。政教分離と信仰の自由について、どう考えていくのかもっと議論を深めればよいと思います。
それは安倍を国葬にするかしないかとは無関係な話と、私は考えています。
やっぱ、政治の話は、私は嫌いだわ。
嫌で嫌でしょうがないんだけど、いつか自分と宗教についてブログ記事を書く予感がします。
こんな記事も気になりました。
この世はそもそもバーチャルという考え方と、貴方の脳内の他人は、貴方の生んだバーチャルという考え方と二つの受け止めがありますね。
どちらで読んでも楽しい。
もっともっと書きたいことはあるんだけど、今日はこの辺で。
最後の曲です。
吉田拓郎「唇をかみしめて」。
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