よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

神戸ウィングスタジアムに行ってきた

2006年11月19日 | サッカー
前節、神戸と柏が壮絶な打ち合いの末、神戸が敗北し、首位陥落の危険が見えてきました。
一部テレビのサッカー番組で紹介はされていたのですが、Jリーグタイムでは結果だけ、スーパーサッカーは、バレー日本代表戦のせいで時間がずれていて、途中までしか録画されていないという事態になっていました。
もともと、テレビ番組ではJ2の扱いは冷たく、また僕自身、J2の結果はほとんど見ていないという状況だったので、あまり気にしていなかったのですが、うちの奥さんはそれが見れなかったのが悔しいらしく、突然「次節は神戸ウィングに行くぞ!」宣言をしました。

というわけで、神戸ウィング初見参。うちを出る前に、窓の外を見ると、外は冷たい雨で、雨観戦キットの雨合羽(傘は後の席の人の邪魔になる)とビニール袋(かばんを包んで雨から守る)、それに毛布(雨の日は冷えるので雨合羽の下に巻く)まで詰め込んで、気合を入れて出てきました。

地下鉄最寄駅までは迷わず来れたのですが、スタジアムが見え始める辺りから、急に案内板が不親切に。スタジアムのチケット売り場の前に到着しながら、間違えて別の立派な入り口から建物に入って、スタンド入り口を探してうろうろしました。
スタンドへの入り口は別にあり、何とか入れましたが、今度は座席がわからず、うろうろしました。
スタッフの人は配置されているのですが、チケットを見せて席を聞いても、全体的な席の配置を説明するだけで、自分たちの席がどこなのかは説明してくれません。
結構年配のおじさん達がスタッフで、別の人に聞いても席を案内してくれないので、結局席に書いてある数字を見ながら、自分たちで探しました。
僕たちの後から来た人達も席がわからず、うろうろしていた人が結構いて、不親切だなぁと感じました。

スタジアムはものすごく立派で、最初に間違えて入った入り口なんかは、ホテルの入り口と思うほどなのですが、どこにもスタジアムの案内板が貼ってないとか、ススタッフもガイドはしないとか、ソフト面では、ちょっと不親切だと思いました。

ちなみに、間違えて入った入り口のほうからは、レストランに入れて、そのレストランで試合観戦会をやっていました。最初はスタジアムまで来てテレビ中継を見るんかいと思いましたが、実はそのレストランの位置は、ホーム側ゴール裏真下にあり、ゴール裏席の下に開いた大きな窓からスタジアムが見れるような配置になっているのでした。
視点が低いので、ゲーム全体の俯瞰はできないですが、かなり迫力のあるゴールシーンが楽しめそうです。

また、知らなかった私が迂闊なのですが、ウィングはドームスタジアムになっていて、雨天はドームの天井を閉めれば、全く雨にぬれずに観戦できるのでした。
しかも、ドーム内はほのかな温風が吹いていて、中はコートを脱いでも大丈夫な暖かさ。せっかくもってきた、ビニール袋も合羽も防寒具一式も不要でした。
過去のサッカー観戦で、特にFC東京雨の国立は観客にもタフな試合になることが多く、それに比べて、何たる軟弱観戦を可能にするスタジアムかと呆れました。
まあ、便利なのはいいことなんですけどね。

試合は、横浜FCが城のゴールとアレモンのゴールで神戸を破り、神戸は3位まで落ちることとなってしまいました。
ただ、この試合で神戸の3位内も確定したようで、少なくともJ1へチャレンジする権利は確保したものの、最悪の場合どこか(僕の予想ではセレッソ)と入れ替え戦を戦う可能性が出てきました。
元東京の近藤祐介が神戸でフル出場。さらに横浜FCには、城もカズも山口素弘もいて、さらに元名古屋の滝沢君もいて楽しめました。
滝沢君は、昔やっていたサカつく(というゲーム)で、うちのチームのゲームメーカーを務め、Jリーグ制覇に貢献してくれたので、勝手になれなれしく滝沢君呼ばわりしています。この試合でも、城の一点目の起点となったのは、滝沢君のボールダッシュからの強引なドリブル突破でした。

ただ、ややダイナミックさにかけるサッカーを両チームともやっていて、それが何だか疲労感に結び付きました。

その後、すぐ近くの三宮まで戻って、買い物と夕飯を楽しみました。
スタジアムから数分で、こういう街に出てこれるところも、とっても軟弱でいいです。ぜひ、神戸はJ1に上がってきてください。西京極、長居も行きやすいですが、このスタジアムもなかなかいいので、アウェイ戦観戦したいスタジアムリストに追加しておきましょう。

夕飯は、元町の「菜っぱ」という店。お店のホームページはここです。
野菜がおいしいのがうりの店ですが、刺身、炒め物、煮物と一通り頼んで、最後はさんまと里芋の混ぜご飯で締めました。
お出汁がよく効いていて、薄味なのにきっちりと野菜の甘味を引き出していて、本当にうまかったです。
店に入ったタイミングもよかったみたいで、僕らの後ろから来た3人グループが二組とも満員ということで断られていました。

満腹になって、阪神電車で野田までゆっくり(車中でうとうとしながら)帰ってきました。いっぱい遊んで、楽しい一日でした。

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