よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

今日は曲紹介。

2021年11月28日 | ネット生活
そろそろ、ゲームネタを書こうかなと、挿入曲集めていると、とても癖ツヨな曲ばかり集まった。

曲は曲単体で評価すべきで、エピソードは不要つーか、エピソードについて語るのは、寧ろ野暮だと思っていますが、たまには、敢えて野暮もと思いました。

なお、ここで語るエピソードは、伝聞ばかりで、私の勝手な思い入れ、誤解に基づくものであり、正確な事実については、ぜひ一次資料を調べてみて下さい。

一曲目の「さらばシベリア鉄道」は、松本隆作詞、大滝詠一作曲、太田裕美の歌。
大滝詠一は最初自分のアルバムで、レコーディングしていたが、歌っているうちに、
「これ、太田裕美って感じじゃね?」と言って、太田裕美にいきなり送り付けたとか。曲そのものを上げるので、自由に編曲してくれと思って送ったらしいが、受け取った側は、あの大滝詠一だからと、送られた編曲をベースに作ったら、予想外に太田裕美にマッチしたとか。
大滝詠一の大物っぷりが伝わるエピソードと思っていたのですが、なんと、この曲で初めて大滝詠一作曲の曲がオリコン100位以内にランクインしたのだとか。
同じ時期の「君は天然色」を松本隆に依頼した時も、「そろそろ、自分の曲をヒットさせたい。」と言って依頼したというエピソードもあり、1980年頃の大滝詠一は、我々が思うほどビッグではなかったのかも。

最近、この曲を氷川きよしが素晴らしいカバーを披露しましたが、坂本冬美のカバーも素晴らしく。演歌歌手がPOPSをカバーすると、朗々と歌い上げる部分で、なんとも言えない色気が滲むのでいいですね。

それではお聴き下さい。
坂本冬美のカバーで「さらばシベリア鉄道」。


次の曲は、ロシア民謡ですが、アニメ「ガールズ&パンツァー」でロシアの指揮官ノンナが、進軍する戦車の中で歌うシーンがあり、すごく格好良くて痺れました。
「ガールズ&パンツァー」というアニメ、第一話の最初の10分ほど、ひたすら走っている戦車の小窓から外が見えていて、銃撃戦をやっている描写で、揺れ、音、動く相手との位置関係の描かれ方が見事で、ここで惚れました。普通実戦で使われる戦車は、台座の下に手榴弾入れられてひっくり返ると戦闘力無くなるので、歩兵とセットで運用するのが普通。この歩兵がある意味捨て駒で、悲惨な目に遭うのですが、この悲惨さを回避するために、非常識な仕掛けがいっぱいされています。詳しくは原作を見て下さい。
このアニメの中で、ロシアの指揮官ノンナの声をやったのが、上坂すみれ。上智大のロシア語学科を卒業した実力を発揮し、原語で素晴らしい歌を聴かせてくれます。名シーンだと思うのに、ロシアで公開された番組では、このシーンがごっそり削除されたとか。その話をうちの奥さんにしたら、
「だって、見事な殺陣のシーンに、コテコテの演歌流されたら、ガッカリするでしょ。」と尤もなご指摘。

では、ガルパンでプラウダ高校のノンナが歌う「カチューシャ」


次は中森明菜の「ジプシークィーン」。
この曲は、ハウスの名曲に同名のものがありますね。
ジプシーは、ヨーロッパ各地を放浪し、サーカスや演芸で日々の食い扶持を稼いだ人々。日本の出雲阿国みたいな人かなと。
wikiの記載によると、差別的な意味合いがあるので近年の日本では、この呼び名を避ける方向にあるとか。
比較的最近に、ジプシーヴァガボンズというジャズバンドが結成されたりしているので、国内ではそんな悪い意味で使われていないと思いますが。
久保田早紀の「異邦人」を思わせるエキゾチックな曲です。
中森明菜「ジプシークィーン」



志方あきこの「空蝉」。
アニメ「いつか天魔の黒うさぎ」は、ごめんなさい、内容を全く覚えていません。
このエンディングだけがひたすらに印象的でした。

志方あきこさんは、今回、この記事の準備で、YouTubeに上がっている曲を聴きましたが、谷山浩子のように独自の世界をお持ちで、濃い楽曲を堪能しました。
深夜アニメから意外なアーチストとの出会いもあるようで、機会があれば他の曲も紹介したいと思います。

それでは、アニメ「いつか天魔の黒ウサギ」から志方あきこ「空蝉」。


薬師丸ひろ子は、先週くらいのSONGSで特集されており、そこで気になる曲もいっぱい紹介されていたので。言わずとしれた角川映画黎明期のヒロインです。

薬師丸ひろ子を歌手として認識したのは、中島みゆきの「時代」のカバーで。
中島みゆきの情念に満ちた曲が、薬師丸ひろ子にかかると、まるでオペラの名曲のように朗々と歌い上げられるので、「この人こんなに歌がうまかったんだ。」「中島みゆきの歌が全て暗い情念に満ちていると思っていたが、それは中島みゆきの歌い方にもよるんだ。」という二つの発見をしました。それ以降も気になる歌手の一人ではありました。
3回目に薬師丸ひろ子を意識したのは、「鶴瓶の家族に乾杯」に出演した時。この番組、仕込みなしで、いきなりどこか特定の田舎町を歩いて、そこで出会った家族と仲良くなって色々とお話を伺うという番組。鶴瓶はああいうキャラの人なので、厚かましく人んちに上がり込んで、あっと言う間に仲良しになるのですが、ゲストも一人で誰もいない田舎町に放り出されて、「さあ、誰かと仲良くなりなさい」とやられるので、毎回、「キツイわー」と見ておりました。
そして、この番組にゲストで出てきた薬師丸ひろ子。まずはスーパーに入って、地元の店員さんお勧めの地域特産の野菜を買い込みます。番組スタッフが心配する中、ビニール袋にいっぱい食材を詰め込んだまま、偶然道ですれ違った高齢独身男性のお宅にお邪魔し、そのまま、かなり無理矢理台所を借りて、さっと一食お昼ご飯を作ってしまいます。そして男性に食べさせて、お話を伺って、一番組終わり。

男性にとっては押しかけ薬師丸ひろ子のお手製料理が食べられるという大変なプレゼントとなったのですが、この回の薬師丸ひろ子の押しの強さが、流石大女優という感じで、圧倒されました。出会った男性は、一生懸命辞退していたのですが、お構いなしに家に上がり込んで、台所まで上がり込む感じが、まるで映画の一シーンのようでした。
我が母も、なんつーか、そういうお嬢様的な厚かましさを持っているので、この勝手に物語が進んで行く困った感じが、ちょっと懐かしくもあり。

薬師丸ひろ子「メインテーマ」


次の曲は石のパワーで変身するパワフルなヒーローのアニメ「セイクリッドセブン」のエンディングです。「セイクリッドセブン」のオープニング「stone cold」は、私のブログでも紹介済みの名曲。エンディングもこのレベルで、楽曲のレベルの高さが、このアニメの制作者の熱意を感じました。歌手の人をfripSide の南條愛乃さんと勘違いしていたのは内緒。

南里侑香で「輝跡 -kiseki- 」アニメ「セイクリッドセブン」のエンディングです。


最後の曲は志方あきこの曲を探している中、YouTubeで偶然見つけた曲です。
葉月ゆらで「サラマンドラの踊り子」


ダンサンブルでとっても気持ちいい。こういう出会いがあるのもYouTubeの曲巡りの楽しみの一つです。

さて、週末、皆さま、いかがお過ごしでしょう。私はこの週末も書くに値する毎日を過ごしております。楽しいエピソードなどはまたまた別記事でお話ししたいです。
みなさまのブログ記事も楽しみにしております。

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それでは。see you again!





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