私の主張、鎌倉殿の13人「諦めの悪い男」、読めてない本たち

tokitsubone様、コメントありがとうございます。

レスはまたいずれ。

いただいたコメントを読んで、とっ散らかった記事だったと反省しました。

後悔は先に立たないし、やらずに後悔するなら、やって後悔しちまえ派なので。私の反省は、反省猿程度。きっとまたやります、とっ散らかり記事。

以下、私の考えをもう一度、縷々と。

① 安倍さんについて

彼の政治は法治主義ではなく、追従と恫喝であった。特に独立であるべき、立法と行政について、官僚の人事権を握る事で恫喝を可能とし、三権分立を台無しにしたことが、民主主義を大きく毀損した。極めて罪深い宰相であった。

その彼が何故高い内閣支持率を得て、長期政権を確立出来たのかは、私には全くわからない。ただ、その長期政権と社会への影響力の大きさ、外交政策での存在感、そして、自らの支持層からのテロに倒れるという皮肉も含めて、国葬に値すると思います。

変な比較ですが、キチンと葬らんと、菅公、崇徳院、長屋王の系譜に繋がりそうな、嫌な感じがする。

② 山上容疑者について

マスコミ報道でしか知らんのですが、彼の犯罪の背景に同情の余地は多々あります。しかし、「自らの統一教会への憎しみの為に選挙演説中の元首相を殺害していいか？」と問うと、当然「いい訳ない」。

家族が宗教にのめり込んで家計の破綻を招きそうな場合に、家族の縁を切って自分の資産を守ることはできたし、周囲に批判されるかもしれないけど、人でなしに徹して、別の人生を歩むことは出来たはず。

全ての宗教2世が彼のように救いなく追い詰められて犯罪を犯すわけではないので、彼は法律に基づいてしっかり裁かれるべき。

宗教2世をどう救うか、カルト宗教をどう裁くかは、彼の犯した犯罪によって突きつけられた課題である。彼は極めて効率よく課題を社会に突きつけたが、その方法は犯罪なので、その方法を社会的に容認できない。

③ 統一教会について

彼らの罪は、正体を隠して近づき、騙して金を巻き上げ、洗脳して信者の生活を破壊したこと。

私は法律の専門家ではないので、彼らが何の罪に問えるのか、具体的に言えないが、脅迫罪、詐欺罪などの刑事罰で有罪とされるべき。

その有罪性を持ってカルト宗教として弾圧すべき。

私の知る限り、多くの宗教はカルト性を持っており、線引き困難だと思っているのですが、教義の内容などに踏み込まず、既存の法律に対する違反行為などを以って裁かれるべき。

彼らの罪を立件し、裁判で明らかにしなかった検察も罪深い。それがマスコミで報道されているように安倍への忖度であるならば、それで自らの命を絶つことになった安倍さんには気の毒だが、まあ自業自得と言えよう。

検察は統一教会の罪を明白にし、もし同じような犯罪を犯している宗教団体があるならば、繰り返しになるが、その教義によってではなく、その犯罪行為に対してのみ、断罪されるべき。

既存宗教は、布教の方法と信者の寄進について、活動を法律の範囲に収めるべく、コンプライアンスを確立しているなら、それを表明し、自らカルト宗教でないことを表明して欲しい。

政治家は、信仰の自由と、政教分離原則について、自らのスタンスを明確にすべし。

統一教会色のない組閣をすると言って失敗した岸田首相もアウト。

信仰する宗教によって、大臣になれるかどうかを選ぶのは、信仰の自由を奪っています。どの宗教を信仰してもいいが、自らの信仰で特定宗教が優遇されるような政策を取ることは、政教分離の原則に反するとして、過去の統一教会に与えたメリットを明確にして下さい。統一教会の犯罪捜査について、検察への圧力があったとしたら、大スキャンダルです。

法的根拠なき「国葬」「統一教会の排除」、空気で押し切る岸田首相の恐ろしさ（JBpress） - Yahoo!ニュース

④ マスコミの罪と責任

何だか面倒になって来た。安倍への忖度やら、統一教会への忖度やらで色々出ていますが、フェイクニュース量産を以ってネットニュースを断罪するなら、自身が本当に公正な報道ができているのか、自ら考えてくださいね。

⑤ コロナについて

東京大空襲で地下鉄への避難が禁じられた理由、コロナ医療崩壊に通じる日本の悪習

世間がアフターコロナに舵を切った感のある昨今。コロナなんてインフル並みだから、多少の発熱なら、医者に罹らず、自宅で寝て治せ的な主張が巷に溢れている気がします。

私はコロナとインフルは違うと思っているので、以下4点主張しておきます。

　・ 現在、PCR検査は追いついておらず、正確な感染者数はわからない。全ての希望者にPCR検査をできる体制を確立して欲しい。

　・ コロナは今後強毒化しないということは保証されたのか？強毒化変異したコロナ株への対策なしに、5類に落とすのか。

　・重症化しないための治療法は確立されているのか。早期治療が開始できれば、一定の確率で、重症化予防できるのか

　・後遺症の治療法は確立しているのか？

不幸にして後遺症に悩まされるようになった場合、納得できる治療を受けることができるのか？

この四つの質問に納得できる回答が与えられるまで、私の中では、アフターコロナではなく、ウイズコロナです。経済よりも予防優先で私は動きますし、ウィズコロナ政策を支持します。

社会の為に我慢しろという意見に対しては冒頭のリンク記事が素晴らしい反論になっていると思います。

⑥ DV、不倫、シングルマザーの貧困について

これまで私はこれらの不幸が個人的な素質によるものだと思っていたのですが、最近、やっと、女性を家庭内に押し込もうという意図を持った悪法があり、その悪法の精神を内在化した為に起こる、仕組まれた不幸である気がしてきました。

日本の男女平等指数が低いというニュースが最近よく報道されていますが、その背景として、女性の社会進出、経済的自立を阻む悪法があると思っています。

フェミ、反フェミ、偽フェミなど色々なスタンスあり、これらの法律は大量の議論を経た結果だと思っていたのですが、どうもそうではないみたい。これからも継続勉強整理していきます。

⑦ 電力供給について

細田元環境大臣のインタビューを前の記事で紹介しましたが、私の主張をもう一度箇条書きで。

　・電力需要のピーク時に電力不足が発生していないのは、太陽光発電の成果。

　・太陽光発電の供給が衰える夕方に電力不足が発生するのは、日中の電力をうまくシフトできる仕組みがないから

　・蓄電池、揚水発電など、ピークシフトの仕組みはいっぱいあるのに普及していないのは、コスパの問題？

　・電力不足解消の為に原発再稼働を求めるのは、私は勝手に、東電、通産省、東芝の陰謀だと思っている。

　・原発再稼働する場合、核のゴミの問題、原発の安全性の問題があるので、出口戦略なき再稼働は反対。

　・メガソーラーの悪辣な開発、環境負荷が問題となっているが、これは太陽光発電の問題ではなく、メガソーラーの土地開発やパネルの管理に制限をかけなかった法制度不備の問題。

　・犯罪者に包丁を配っておいて、包丁を使った犯罪が増えたので、包丁を禁止しますという乱暴な議論だと思う。包丁については銃刀法でキチンと管理出来ているので、メガソーラーも同じように法規制をかけ、悪質な物を取り締まっては？

キチンとリサイクルされない太陽電池パネルより、原子力発電による放射能ゴミのほうが環境負荷として悪質だと思っています。ただし、専門家ではないので、私の意見を丸呑みせず、ネットなどで自分でご確認下さいね。

また、下らない話を長々としちまったぜ。

次の曲は、在宅勤務中にネット記事眺めて遊んでいたパパのPCを覗きに来た愛娘が見つけた動画です。妖怪チョーケシの歌。

さて、諦めの悪い話を長々としましたが、鎌倉殿の13人もサブタイトル「諦めの悪い男」。

頼家が重病で意識不明。第3代将軍を巡る跡目争いが勃発します。

一幡を押す比企能員に、北条義時は国を二つに割って、一幡と千幡にそれぞれ継がせる案を持ち出します。

一幡こそ正当な後継者と考える比企能員は、二分割案の地図を破り捨て、北条の提案を笑い飛ばします。

これで大義名分が立ったと考えた義時は、比企を討つ兵を上げようとしますが、時政父ちゃんが止めます。

鎌倉殿の御座に向かい、物思いに耽る比企能員に北条時政が話しかけ、昔話に花が咲きます。石鎚山の戦いで伊東側についた比企能員。この時点で頼朝に付いていれば、北条の後塵を拝むこともあるまいにと悔やみますが、時政は、比企能員が付いても石鎚山は負けていたと断言します。

あそこでの敗北が頼朝のその後の爆進につながるのですが、比企能員はそれを頼朝の遠回りだと思ったようです。

長い付き合いを語らった後、時政は再度比企能員に分割案を図りますが、相手にしない比企能員に時政父ちゃんの腹も決まります。

北条に再度呼び出され、僅かなお供と丸腰で北条の屋敷に向かう比企能員。そこには鎧兜の出立の時政と義時。丸腰の人間を襲うのか、後世までの名折れとなるぞと脅す義時に、失うものなぞない、名より実を取るのが坂東武者と容赦なく襲いかかります。捉えて見れば、比企能員は着物の下にしっかり鎧を着け、武装しています。

北条と違って、比企は守るものが沢山あるのだと叫びます。石鎚山でも頼朝に賭けて比企を滅ぼす訳にはいけなかったと。

佐藤二郎さん、大変な幕引きです。特に最後の二回。お人好しそうな外見から、溢れ出す悪意の演技が素晴らし過ぎた。

佐藤二朗「わわ、コレだったか」20代で生返事した師のアドバイスが腑に落ちた瞬間

お疲れ様でした。鎌倉殿で、演技派としての佐藤二郎を初めて知りました。

なお諦めの悪いのは比企能員だけでなく、北条義時も兄の言葉でようやくトップを狙う覚悟を決めた諦めの悪さ、時政父ちゃんも、比企能員との昔話が必要だったりしますが、最大に諦めが悪かったのは頼家本人。比企能員が追い落とされ、一幡も行方知れずとなった後に死の床から復活します。

次回は頼家暗殺しかなかろうという展開の鎌倉殿。

次の曲は、デラックスxデラックスで「ラララブラ〜愛の呪文」

さて、在宅勤務の日は運動不足解消のため、通勤時間に散歩に出ております。

この散歩コースに入ってきたのが、24時間激安スーパー「ラムー」。その日に飲むお茶とか、夕飯後の楽しみ、スルメ、朝のお供、バナナなどを買っております。

ラムーの歌。

ラムーって変わった名前なので、調べてみたら、やっぱり幸福の科学と関係あるみたい。

あまり宗教団体に近づきたくはないけど、そこは気にせずに、ただのスーパーだと思って使うことにします。

言葉と嫌悪。矛先を向けられたら、どうする？

この本も読んでみたい。

読んでみたい本がたくさんあるなと思って、枕元を見ると積読本が大層溜まっています。

同志少女よ敵を撃てとか、リベラリズムとか、幸村の本とか、映画を早送りで見る人とか。

夏休み欲しいな。九月に入ったら会社と相談しよ。

行ってらっしやい。