よんたまな日々

サッカーとゲームと本とおいしい食べ物

旬の季節料理「ごころ」

2006年11月05日 | B級グルメ
病み上がりのうちの奥さんから、
「大阪のおいしいものが食べたい。」
とのリクエスト。大阪のおいしいものって、うどん?焼きそば?たこ焼き?串かつ?
いずれも、体調が悪かったり、お腹の調子が悪いときに食べるものではないです。

多少弱りながらも、とりあえず、買い物に。
梅田で、リフレクソロジーに行き、日用品を少し買って、さて夕飯となりましたが、何の心当たりもなく、温かいお鍋でも食べたいねぇとイーマ方面へ歩いて行きました。途中、ベトナム料理とか、韓国スープの店とかあったんだけど、もう少し穏やかなものがいいよねと通り過ぎました。

結局、イーマの5階に迷い込んで、たどり着いた店がここ。
創作日本料理の店「ごころ」です。
惹かれたのは、鍋物。石狩小鍋とか、かき小鍋とかのメニューがすごくうまそうでした。
入って、飲み物を注文したあと、早速頼んだのが、さんまの造りとほたての造り。カウンター席に座ったら、板場の兄さんが、
「今日はいい帆立が入ってますよ。」と声がかかったので、さっそくそれをお願いしました。
さんまもよく脂が乗ってうまかったし、帆立もとろりとした甘味がなかなかよかったです。
出汁巻、松茸と鴨の挟み焼と順に食って、いよいよ楽しみにしていた石狩小鍋。
鮭と野菜を、醤油バター味噌のスープで煮た鍋物です。
かなりこってりとした濃い味じゃないかと心配していたのですが、意外にもあっさりしていて、野菜や鮭の旨味がきっちりと楽しめました。
お酒と鍋で身体がほっこりと温まって、自宅までの帰途が眠気との戦いでした。

「大阪の旨いものって、濃いソース味の粉物でなく、いい素材を使って、きちんととったおだしで、薄味で味付けした日本料理のことちゃうやろか。」
「東京のきっちりとした味の料理もおいしいけど、大阪の料理は味が柔らかでいいねぇ。」
などと、大満足で帰ってきました。

最近、NU 茶屋町方面にもっぱら足が向いてましたけど、イーマにもまだまだ行ったことのない名店が残っていたのですね。


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